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J-GLOBAL ID：201902289206153937   整理番号：19A2366608

Coulomb工学による誘電体基板上の単層WS_2における光学特性の修飾【JST・京大機械翻訳】

Modification of Optical Properties in Monolayer WS₂ on Dielectric Substrates by Coulomb Engineering

著者 (3件)： Kajino Yuto (Department of Physics, Chiba University, Japan) ,  Oto Kenichi (Department of Physics, Chiba University, Japan) ,  Yamada Yasuhiro (Department of Physics, Chiba University, Japan)
資料名： Journal of Physical Chemistry C  (Journal of Physical Chemistry C)
巻： 123  号： 22  ページ： 14097-14102  発行年： 2019年 
JST資料番号： W1877A  ISSN： 1932-7447  CODEN： JPCCCK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 単層材料の光学特性は,周囲の材料の誘電特性によって間接的に調整できる。このいわゆるCoulomb工学に対する概念実証は既に示されているが,広い範囲の異なる誘電体基板に対する提案した効果の検証はまだ欠けている。反射率と光ルミネセンス分光法を用いて,異なる誘電率をもつ5つの基板上に作製した単層WS_2の光学的性質に及ぼす誘電遮蔽の効果を調べた。基板の誘電率が増加すると,40meVまでのA励起子共鳴の系統的ではあるが中程度のエネルギーシフトが観測された。誘電遮蔽による電子-正孔Coulomb相互作用によるシフトを一貫して説明した。理論計算から,バンドギャップと励起子結合エネルギーの著しい変化が起こるが,バンドギャップと励起子エネルギーシフトの影響が互いに相殺するので,励起子共鳴エネルギーの中程度のシフトのみが生じることが示唆された。著者らの結果は,基板を介して実効誘電率を制御することによって光学的性質の系統的同調を実証し,それは人工材料の開発のための重要なアプローチである。Copyright 2019 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *単一層 ,  誘電性 ,  共鳴 ,  *基板 ,  反射率 ,  光ルミネセンス ,  励起子 ,  結合エネルギー ,  バンドギャップ ,  人工材料 ,  同調 ,  正孔 ,  誘電率 ,  *光学的性質
準シソーラス用語： エネルギーシフト , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 塩基,金属酸化物  (CD01030Z) ,  炭素とその化合物  (YB02060D)

タイトルに関連する用語 (6件)： Coulomb ,  工学 ,  誘電体基板 ,  単層 ,  光学特性 ,  修飾