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J-GLOBAL ID：201902289344400695   整理番号：19A1708892

Cry1Ab毒素で攻撃されたBusseola fusca(鱗し類:ヤガ科)幼虫のトランスクリプトームおよび特異的発現遺伝子【JST・京大機械翻訳】

Transcriptome and differentially expressed genes of Busseola fusca (Lepidoptera: Noctuidae) larvae challenged with Cry1Ab toxin

著者 (4件)： Peterson Bianca (Unit for Environmental Sciences and Management, Potchefstroom Campus, North-West University, Potchefstroom 2531, South Africa) ,  Sanko Tomasz Janusz (Unit for Environmental Sciences and Management, Potchefstroom Campus, North-West University, Potchefstroom 2531, South Africa) ,  Bezuidenhout Cornelius Carlos (Unit for Environmental Sciences and Management, Potchefstroom Campus, North-West University, Potchefstroom 2531, South Africa) ,  van den Berg Johnnie (Unit for Environmental Sciences and Management, Potchefstroom Campus, North-West University, Potchefstroom 2531, South Africa)
資料名： Gene  (Gene)
巻： 710  ページ： 387-398  発行年： 2019年 
JST資料番号： E0701B  ISSN： 0378-1119  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： サハラ以南アフリカにおけるトウモロコシの主要害虫であるBusseolafusca(Fuller)は,遺伝的に改変されたBtトウモロコシで発現されたCry1Ab毒素に対する高レベルの非劣性耐性を発達させた。種々のCry毒素に対する複数の耐性機構が鱗翅類において同定されているが,B.fuscaにおけるCry1Ab耐性の機構を決定する研究はまだ行われていない。したがって,B.fuscaの幼生トランスクリプトームを配列決定し,de novo集合し,特性化した。この昆虫により使用される防御機構の分子的基礎を評価するために,Cry毒素に挑戦されていない新生児幼生の遺伝子発現プロファイルを比較するために,示差発現分析を行った。他の鱗翅類害虫におけるCry毒素耐性に関連するいくつかの遺伝子がB.fuscaで検出された。結果は,代謝および免疫関連遺伝子の差次的発現が,この害虫(補足的ファイル)におけるCry1Ab毒素防御を説明する可能性があることを示唆する。新生児の転写産物発現プロファイルは,131の差次的に発現した遺伝子の33.59%と60.31%が,それぞれ,毒素にチャレンジされた新生児において上方制御され,下方制御されたことを示した。転写物は,それらの発現パターンの類似性に従って2つのサブクラスタに分類された。サブクラスタ1における転写物は,毒素に挑戦された新生児幼生において適度に上方制御され,逆に,非チャレンジ新生児において下方制御された。殺虫剤解毒に関与する溶質キャリア有機陰イオン輸送体は,毒素チャレンジ新生児においてアップレギュレーションされた。逆に,サブクラスタ2における転写物の大部分は,毒素に挑戦された新生児幼生において適度に下方制御され,非チャレンジのトウモロコシにおける新生児摂食に対して上方制御された。4つの未同定の転写物は,毒素に挑戦された新生児幼生において極端に下方制御され,非挑戦の新生児において上方制御された。これらの差次的に発現した遺伝子と観察された耐性の間に直接相関があるかどうかを確立するために,さらなる研究が推奨される。このような防御機構の解明は,アフリカにおける遺伝的に改変されたトウモロコシの持続可能な利用を確実にするための昆虫耐性管理戦略の開発に重要である。それにもかかわらず,これはCry毒素でチャレンジされたB.fusca株の遺伝子発現プロファイルに関する最初の研究である。本研究で特性化されたトランスクリプトームはB.fuscaに関する将来の研究のための重要な資源基盤を提供し,Cry1Ab毒素に対するB.fuscaの防御に関与する遺伝子調節とシグナル伝達ネットワークのいくつかを理解するのに寄与する。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： アップレギュレーション ,  遺伝的調節 ,  殺虫剤 ,  新生児 ,  *ヤガ科 ,  *遺伝子 ,  *遺伝 ,  *トランスクリプトーム ,  *毒素 ,  ダウンレギュレーション ,  キャラクタリゼーション ,  *幼虫 ,  クラスタ ,  害虫
準シソーラス用語： *Cry1Ab蛋白質 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 異なる発現 ,  昆虫抵抗性管理 ,  鱗翅目 ,  次世代シークエンシング ,  茎の穿孔 ,  トランスクリプトーム

分類 (2件)： 遺伝子発現  (EC02040Q) ,  遺伝子の構造と化学  (EC02020U)

タイトルに関連する用語 (9件)： Cry1Ab ,  毒素 ,  攻撃 ,  鱗し類 ,  ヤガ科 ,  幼虫 ,  トランスクリプトーム ,  発現 ,  遺伝子