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J-GLOBAL ID：201902289372182977   整理番号：19A1789693

TADDOL非対称有機物の水素結合構造と動力学は触媒活性と相関する【JST・京大機械翻訳】

Hydrogen-Bond Structure and Dynamics of TADDOL Asymmetric Organocatalysts Correlate with Catalytic Activity

著者 (4件)： Cha Seoncheol (Max Planck Institute for Polymer Research, Ackermannweg 10, 55128, Mainz, Germany) ,  Marekha Bogdan (Max Planck Institute for Polymer Research, Ackermannweg 10, 55128, Mainz, Germany) ,  Wagner Manfred (Max Planck Institute for Polymer Research, Ackermannweg 10, 55128, Mainz, Germany) ,  Hunger Johannes (Max Planck Institute for Polymer Research, Ackermannweg 10, 55128, Mainz, Germany)
資料名： Chemistry - European Journal  (Chemistry - European Journal)
巻： 25  号： 42  ページ： 9984-9990  発行年： 2019年 
JST資料番号： W0744A  ISSN： 0947-6539  CODEN： CEUJED  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ジオール系有機触媒の触媒効率は,水素結合を含むジオール分子構造に強く依存することが示されているが,基礎となる分子レベルの起源は不明のままである。本研究では,溶液中の2種の異性体ジオール系触媒(TADDOLs)の分子間及び分子内水素結合に関する研究を示した。1-ナフチル置換TADDOL(1nTADDOL)は触媒効率が高く,2-ナフチル置換TADDOL(2nTADDOL)を示した。核磁気共鳴および赤外分光法を用いて,溶液中の両方のTADDOLsに対する匹敵する水素結合強度が見出されたが,1nTADDOLに対する結合動力学は著しく遅かった。芳香族溶媒中では,1nTADDOLは,2nTADDOLと比較して,溶媒分子に対してより少ないが,より長寿命で,分子間OHが,π結合を形成した。したがって,以前に示唆された分子間水素結合強度の差よりも,水素結合速度論とエントロピーは両方のTADDOLsに対して異なり,それらが非常に異なる触媒活性を説明することを示唆した。Copyright 2019 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： エントロピー ,  *有機物 ,  *触媒 ,  速度論 ,  *触媒活性 ,  ジオール ,  異性体 ,  NMR【磁気共鳴】 ,  *非対称性 ,  分子構造 ,  分子間水素結合 ,  *水素結合 ,  赤外分光法
準シソーラス用語： 触媒効率 ,  有機触媒 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： 水素結合 ,  IR分光法 ,  NMR分光法 ,  有機触媒反応

分類 (5件)： 発光素子  (NC03082G) ,  ピリミジン  (CF07103W) ,  アルケン  (CF03030T) ,  窒素複素環化合物一般  (CF07040G) ,  分子化合物  (CE02000C)

タイトルに関連する用語 (7件)： TADDOL ,  非対称 ,  有機物 ,  水素結合 ,  動力学 ,  触媒活性 ,  相関