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J-GLOBAL ID:201902289387979722   整理番号:19A0221672

溶液塗布型有機EL素子に向けた有機金属錯体の機能化:りん光性デンドリマーの分子設計戦略

Functionalization of Organometallic Complexes Aimed at Solution-Processed Organic Light-Emitting Diode: Strategic Molecular Designs of Phosphorescent Dendritic Emitters
著者 (3件):
資料名:
巻: 77  号:ページ: 26-39  発行年: 2019年01月01日 
JST資料番号: F0383A  ISSN: 0037-9980  CODEN: YGKKAE  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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有機発光ダイオード(OLED)は次世代フラットパネルディスプレイや照明デバイスへの応用の観点から注目されている。りん光イリジウム(III)と白金(II)錯体は,励起子生成の観点から,蛍光体よりも優れているので,発光材料としてしばしば用いられる。ここでは,特に非ドープ多層OLEDの作製に焦点を合わせて,電荷キャリア輸送デンドロンを有するリン光有機金属デンドリマの開発について報告する。りん光コアとして青色りん光ビス-及びトリス-シクロメタル化イリジウム(III)錯体を選択した。デンドロンの周囲に脂溶性tert-ブチル基を付着させると,イリジウム(III)デンドリマはシクロヘキサンへの良好な溶解度と低級アルコールへの不溶性を示した。ユニークな性質により,トルエン-シクロヘキサン-アルコールの直交溶媒系を用いることにより,正孔輸送ポリ(ビニルカルバゾール)/リン光イリジウム(III)デンドリマ/アルコール可溶性電子輸送材料の多重積層,スピンコート薄膜を作製することができた。従って,非ドープ多層OLEDは溶液処理により成功裏に得られた。また,周囲tert-ブチル基がイリジウム(III)デンドリマに類似の溶解度を与える正孔輸送デンドロンを有するリン光白金(II)デンドリマを開発した。白金(II)デンドリマによる非ドープ多層OLEDの作製により,エキサイマ発光は配位子の立体障害により調節され,青色単量体と赤オレンジエキサイマ発光の最適化バランスは白色発光を与えた。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
発光素子  ,  白金族元素の錯体 

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