抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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近年の社会的要求から,日々あるいは秒単位で蓄積される膨大かつ多様なビッグデータ(Volume,Variety,Velocity)を解析し,生産現場や研究分野さらにはビジネスや生活に還元することが求められている.スマート農業の実現には,これらビッグデータを効率的に解析し,発展的に解消させる,すなわちデータを情報化していくことが必要とされている.サトウキビ業界には,長期に蓄積した育種・栽培試験,品質取引,交付金要件審査,製糖工場の操業実績多くの未利用ビッグデータが存在している.これらは,品種特性の定量化や暗黙知の抽出による育種の効率化,生育データと気象データの解析による成長モデルの構築と灌水自動化など育種・栽培分野への還元が期待される.それにはデータの収集や利用・管理方法など課題も多く,業界関係者を挙げた一体的かつ早急な取り組みが必要である.(著者抄録)