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J-GLOBAL ID：201902289722361324   整理番号：19A1416868

傾斜板上を落下する液体リブレットの崩壊:臨界Weber数の同定【JST・京大機械翻訳】

Breakup of a liquid rivulet falling over an inclined plate: Identification of a critical Weber number

著者 (4件)： Singh Rajesh K. (National Energy Technology Laboratory, Albany, Oregon 97321, USA) ,  Galvin Janine E. (National Energy Technology Laboratory, Albany, Oregon 97321, USA) ,  Whyatt Greg A. (Pacific Northwest National Laboratory, Richland, Washington 99352, USA) ,  Sun Xin (Pacific Northwest National Laboratory, Richland, Washington 99352, USA)
資料名： Physics of Fluids  (Physics of Fluids)
巻： 29  号： 5  ページ： 052101-052101-15  発行年： 2017年 
JST資料番号： H0052B  ISSN： 1070-6631  CODEN： PHFLE6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 流体法の体積を用いて滑らかな傾斜板上に落下するリブレットの崩壊を数値的に調べた。リブレット崩壊は,物理的性質(粘度および表面張力),接触角,慣性および板傾斜のような多くの因子により規定される複雑な現象である。広範なシミュレーションを行い,これらの因子を系統的に調べた。これらのレジームを記述するWeber数(We_cr)の臨界値の観点から,安定なリブレットと崩壊に導く不安定なリブレットに対するレジームを調べた。より高いWe_crは,より高い流量が安定なリブレットを維持するために必要であることを意味する。液体特性の影響はKapitza数(Ka)によって特徴付けられる。KaによるWe_crの変化は,液体のKa値に依存して2つの傾向を示した。高粘度および/または低表面張力に対応する低いKa値をもつ液体は,臨界Weber数の線形変化および小さな値を示した。言い換えれば,液体Ka値が低ければ低いほど,リブレットは液体慣性の変化を伴う傾向がある。より高いKa値を有する液体は,KaによるWe_crのより大きな値とWe_crの二次変化を示した。この挙動は接触角(γ)の増加と共により顕著になる。より高い接触角は,破壊を抑制するために,慣性がより高くなければならないように,リブレット崩壊を促進し,その結果,γの増加とともに,著者らは増加した。破壊に及ぼす板傾斜の影響は,より高い有効液体慣性により,傾斜角(θ)の増加とともに,We_crが減少することを示した。しかし,その効果はθ>60°を超えると無視できる。入口サイズの影響は,We_crが入口断面積によって減少することを明らかにした。しかし,細流崩壊のための対応する溶媒流動比率は,不変のままであった。Kapitza数と接触角を持つ臨界Weber数に対する現象論的スケーリングを示し,これはリブレット崩壊に対する洞察を与える可能性がある。Copyright 2019 AIP Publishing LLC All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 接触角 ,  不変性 ,  臨界定数 ,  *臨界 ,  断面積 ,  粘度 ,  界面張力 ,  線形性 ,  *斜板 ,  傾斜角 ,  *Weber数 ,  流量
準シソーラス用語： 現象論 ,  細流 ,  *リブレット , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 不均質流  (BC02060J) ,  膜流,液滴,気泡,キャビテーション  (BC02070U)

タイトルに関連する用語 (7件)： 傾斜板 ,  落下 ,  リブレット ,  崩壊 ,  臨界 ,  Weber数 ,  同定