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J-GLOBAL ID:201902289997320644   整理番号:19A1808734

オスミウム(II)p-シメンフェニルアゾベンゾチアゾール錯体のN,N-配位対N,C-シクロメタル化および立体特異的フェニル環重水素化のハロゲン化物制御【JST・京大機械翻訳】

Halide Control of N,N-Coordination versus N,C-Cyclometalation and Stereospecific Phenyl Ring Deuteration of Osmium(II) p-Cymene Phenylazobenzothiazole Complexes
著者 (6件):
資料名:
巻: 36  号: 22  ページ: 4367-4375  発行年: 2017年 
JST資料番号: E0965A  ISSN: 0276-7333  CODEN: ORGND7  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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二座キレート化フェニルアゾベンゾチアゾール(AZBTZ)配位子を有するハロゲン化物Os-(II)p-シメン錯体の合成について報告する。類似のフェニルアゾピリジン(AZPY)錯体とは異なり,AZBTZ-NMe_2はN,N-配位からOs-(II)及びシクロメタル化によりN,C-配位種を形成することができた。N,C-配位は,[Os-(p-cym)-(N,N-AZBTZ-NMe_2)-Cl]-PF_6(2a),[Os-(p-cym)-(N,C-AZBTZ-NMe_2)-Br](2b)の1H-NMRとX線結晶学によって同定されるように,アニリン環上のアゾ窒素とオルト炭素を経由して起こり,[Os-(p-cym)-(N,C-AZBTZ-NMe_2)-I](3b)である。N,C-配位種はより安定で,N,N-配位錯体に容易に変換されなかった。結晶構造の解析は,それらの形成がp-cymとAZBTZ-NMe_2配位子の間の立体相互作用によって影響されることを示唆した。特に,より大きな単座ハロゲン化物配位子はN,C-配位を有利にした。錯体[Os-(p-cym)-(N,N-Me_2-AZBTZ-NH_2)-Cl]-PF_6(4)と[Os-(p-cym)-(N,N-Me_2-AZBTZ-NH_2)-I]-PF_6(5)をアニリン環上のオルト位をブロックするメチル基で合成し,N,N配位構造を強制した。1H NMR NOE実験により,アレーン配位子の回転障害と金属中心の周りの立体的密集が確認された。錯体2bは,1H NMRおよび高分解能ESI-MSにより観察されたように,メタ位置におけるアニリン環の位置特異的重水素化を含む酸性条件下で予想外の挙動を示した。重水素交換は酸性条件下でのみ起こり,会合機構を示唆した。2b上の計算された部分電荷はメタ炭素が著しく負に荷電しており,重水素交換の位置特異性を説明している可能性がある。Copyright 2019 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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白金族元素の錯体  ,  有機白金族化合物 
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