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J-GLOBAL ID:201902290265479035   整理番号:19A2331334

再現白天目と灰釉古陶の比較

Comparative Analysis of Reproduced ‘Shiro Tenmoku’ and Old Ash-Glazed Tea Bowl
著者 (4件):
資料名:
巻:ページ: 6-11  発行年: 2019年07月31日 
JST資料番号: Z0964D  ISSN: 2187-6738  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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「白天目」は室町時代に作られた白茶碗である。発掘調査によると,「白天目」に類似したいくつかの灰釉古陶の破片が,美濃の小名田窯下古窯で発見された。この出来事の後に,青山は,大きな困難さを伴って,灰釉「白天目」の再現に成功した。本研究において,この再現した「白天目」と美濃の古窯から発掘されたいくつかの灰釉古陶の破片を,X線回折計と元素分析器を搭載した電子顕微鏡によって調査した。それらのほとんどは,分析値において基本的に同等であった。しかし,再現「白天目」は,灰釉古陶の破片よりも平均してCaとNaを多く含んでいた。これは釉薬のガラス化を加速し,釉薬層の下部に存在する磁器体の緻密化を促進したと考えられた。結果として,「白天目」の際立った白色が開発された。小名田窯下古窯と尼ケ根古窯から発掘された灰釉古陶の破片のいくつかの試料は,再現「白天目」と同じ分析値を持っていた。これらの茶碗は「白天目」として残っていると推測される。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
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セラミック・陶磁器の製造  ,  せっ器・陶器・土器の性質  ,  非金属材料へのセラミック被覆 
タイトルに関連する用語 (3件):
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