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文献
J-GLOBAL ID:201902290349276756   整理番号:19A2911597

フィリピン,Mankayan鉱物区の多重熱水系における石英脈の地球化学と流体包有物分析

Geochemistry and Fluid Inclusions Analysis of Vein Quartz in the Multiple Hydrothermal Systems of Mankayan Mineral District, Philippines
著者 (7件):
資料名:
巻: 70  号:ページ: 1-27  発行年: 2020年 
JST資料番号: W1919A  ISSN: 1344-1698  CODEN: REGEFQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オーストラリア (AUS)  言語: 英語 (EN)
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Mankayan鉱物区において,以前の斑岩型鉱化作用によって影響を被った地域に,いくつかの高硫化浅熱水性金鉱体が形成された。本研究では,Carmen及びFlorenceの浅熱水性鉱体の地質学的及び地球化学的特徴を報告する。これらの鉱体は Lepantoの主要な硫砒銅鉱-金鉱体の南に位置する.Carmen及びFlorence地域における金含有浅熱水性石英脈には2つのタイプがある:(i)硫砒銅鉱に富む岩脈と(ii)石英-黄鉄鉱-金(QPG)脈である。この2つのタイプの岩脈は,主に白亜紀のLepanto変火山岩基盤岩を母岩とし,更新世のImbanguilaデーサイト火砕岩を切る小鉱脈を伴っている。流体包有物の鉱物組み合わせと均質化温度は,Carmen及びFlorence鉱体が,高い硫化状態から非常に高い硫化状態まで変化する流体によって形成されたことを示す。Carmen及びFlorenceの硫砒銅鉱及びQPG浅熱水性岩脈は,400°C以下では均質化しなかった多相的超塩水流体包有物を胚胎する斑岩型石英網状脈と岩脈を切っている。これらの高温石英は,QPGと硫砒銅鉱に富む浅熱水性岩脈からの石英とは,鉱物化学的に明確に異なる。特に,斑岩型網状脈の石英のTi含有量は高く(>100ppm),一方,浅熱水性岩脈の石英結晶のTi濃度は検出限界以下であった。石英のFe濃度は,浅熱水性石英脈で高く(>300ppm),一方,斑岩型網状石英脈ではほとんど検出されなかった。異なる鉱物化学,流体包有物形態学,温度,塩分濃度と全ガス組成,及び安定同位体比を有する石英の,多重に及ぶ形成は,Mankayan地区の鉱化史を通して,熱水条件が多様に変化した事を示す。温度,pH,硫化状態,酸化状態,流体組成は,Carmen及びFlorence地域における鉱体間で変化する。さらに,早期の変質作用の特性は,その後の鉱化作用の明らかな特性に影響を及ぼした。Copyright 2020 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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金属鉱床  ,  鉱床成因論 

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