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J-GLOBAL ID：201902290441607017   整理番号：19A1888617

プラズモン加熱により誘起された熱応答性高分子の局在相分離【JST・京大機械翻訳】

Localized Phase Separation of Thermoresponsive Polymers Induced by Plasmonic Heating

著者 (4件)： Aibara Issei (Department of Optical Science and Technology, University of Tokushima, Japan) ,  Chikazawa Jun-ichi (Department of Optical Science and Technology, University of Tokushima, Japan) ,  Uwada Takayuki (Department of Chemistry, Josai University, Japan) ,  Hashimoto Shuichi (Department of Optical Science and Technology, University of Tokushima, Japan)
資料名： Journal of Physical Chemistry C  (Journal of Physical Chemistry C)
巻： 121  号： 40  ページ： 22496-22507  発行年： 2017年 
JST資料番号： W1877A  ISSN： 1932-7447  CODEN： JPCCCK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 単一金ナノ粒子の光励起誘起加熱は,粒子の即時近傍に閉じ込められた高温場を提供する可能性がある。本研究では,連続波レーザ照射により加熱された金ナノ粒子に隣接する水性熱応答性ポリ-(N-イソプロピルアクリルアミドとポリ(ビニルメチルエーテル)の相分離を追跡するために,暗視野顕微鏡イメージングとRayleigh散乱分光法を適用した。金ナノ粒子をガラスまたはサファイアの透明基板上に担持した。イメージング研究から,ナノ粒子を覆う1~10μmの微小液滴が数秒から数十秒の時間スケールで形成され,成長することを観察した。成長は照射により誘発され,液滴はレーザが遮断されると崩壊した。同時に,局在表面プラズモン共鳴(LSPR)バンドにおける漸進的赤方偏移と,レーザ強度の増加によるLSPRバンドより短い波長領域における散乱強度の増加によって特性化される散乱スペクトル変化を観測した。散乱スペクトル変化は,サイズの増加に伴う高分子に富む液滴によるナノ粒子のカプセル化によって解釈された。本研究は,熱応答性高分子が熱い金ナノ粒子に誘引され,LSPR付近の波長で照射下で微小液滴を形成することを明らかにした。著者らの発見は,蛋白質結晶化における応用を見出す可能性がある高分子移動と蓄積を操作するためのプラズモン加熱の可能性を示す。Copyright 2019 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 赤方偏移 ,  画像処理 ,  *高分子 ,  ナノ粒子 ,  ガラス ,  *プラズモン ,  波長 ,  サファイア ,  キャラクタリゼーション ,  液滴 ,  レーザ ,  *相分離
準シソーラス用語： 散乱スペクトル ,  局在表面プラズモン共鳴 ,  金ナノ粒子 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： コロイド化学一般  (CB11010C) ,  無機化合物一般及び元素  (CD01010D)

タイトルに関連する用語 (4件)： プラズモン ,  誘起 ,  熱応答性高分子 ,  相分離