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J-GLOBAL ID:201902290634770127   整理番号:19A2713030

女子の高等教育投資収益率の変化と現状 時系列変動とライフコース・イベントに着眼した収益率推計

Empirical Study on the Rate of Return to Education in Japan Focusing on the Trends and Differences in Lifestyle of Women
著者 (2件):
資料名:
巻: 49  ページ: 41-56(J-STAGE)  発行年: 2019年 
JST資料番号: U0963A  ISSN: 2424-1288  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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る諸研究の蓄積と深化が求められている。しかし,男子を対象とした研究が着実に進められている一方,女子の教育投資に関わる研究は就労形態の複雑さ故に圧倒的に少ない現状がある。そこで本稿では,女子の教育投資収益率計測により女子の大学教育投資の経済効果を明らかにすることを目的としている。分析の結果得られた主な知見は以下のとおりである。(1)大学進学率の上昇という現象の中でも,労働市場における大卒女子の価値は低下していないことから,大学教育で身に付けた高い能力やスキルが未だ求められている可能性がある。一方,70年代,80年代を通じて安定的に大学より高い投資効果を示していた短大・専門学校の地位は90年代以降揺らぎを見せている。(2)結婚による間接的経済効果をも視野に入れて検討した場合,大卒女子はどのライフコースを選択しても高い経済効果を得ることができる。しかし,今後の検討課題として,これらの収益率には生得的能力が含まれており,純粋な教育効果の識別がなされていないことが挙げられる。(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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科学技術教育  ,  利益管理 
引用文献 (27件):
  • 青幹大・村田治 (2007)「大学教育と所得格差」『生活経済学研究』第25集,pp.47-63
  • 荒井一博 (1995)『教育の経済学』有斐閣
  • 荒井一博(2002)『教育の経済学・入門-公共心の教育はなぜ必要か-』有斐閣
  • 岩村美智恵(1996)「高等教育の私的収益率-教育経済学の展開-」『教育社会学研究』第58集, pp.5-28
  • 梅谷俊一郎(1977)「高等教育需要はなぜ増加するか」『ESP』No68,PP.26-30
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