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J-GLOBAL ID：201902290647624985   整理番号：19A1491359

細胞死を誘導する高酸化RNAへのPCBP1の特異的結合【JST・京大機械翻訳】

Specific binding of PCBP1 to heavily oxidized RNA to induce cell death

著者 (5件)： Ishii Takashi (Department of Biochemistry, Fukuoka Dental College, 814-0193 Fukuoka, Japan) ,  Hayakawa Hiroshi (Department of Biochemistry, Fukuoka Dental College, 814-0193 Fukuoka, Japan) ,  Igawa Tatsuhiro (Frontier Research Center, Fukuoka Dental College, 814-0193 Fukuoka, Japan) ,  Sekiguchi Takeshi (Department of Molecular Biology, Graduate School of Medical Sciences, Kyushu University, 812-8582 Fukuoka, Japan) ,  Sekiguchi Mutsuo (Frontier Research Center, Fukuoka Dental College, 814-0193 Fukuoka, Japan)
資料名： Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America  (Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America)
巻： 115  号： 26  ページ： 6715-6720  発行年： 2018年 
JST資料番号： D0387A  ISSN： 0027-8424  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 好気増殖細胞において,RNAのグアニン塩基は8-オキソ-7,8-ジヒドログアニン(8-オキソG)に酸化され,それはそれらの遺伝子発現の変化を誘導する。以前に,ヒトAUF1蛋白質がRNAにおいて8-オキソGに結合し,酸化メッセンジャーRNAの選択的分解を誘導することを示した。ここでは,ポリ(C)結合蛋白質PCBP1が,アポトーシス関連反応を活性化するために,より重度に酸化されたRNAに結合することを報告する。AUF1は単一の8-オキソGを持つオリゴリボヌクレオチドに結合するが,PCBP1はそのようなオリゴリボヌクレオチドに結合しないが,代わりに2つの8-オキソG残基が近くに位置するオリゴリボヌクレオチドに強固に結合する。CRISPR-Cas9系を用いてヒトHeLa S3系統から構築したPCBP1欠損細胞は,少量の過酸化水素を適用した場合,HeLa S3細胞よりも高い生存率を示した。PCBP1欠損細胞におけるカスパーゼ-3活性化およびPARP-1切断のレベルは,野生型細胞におけるそれらより有意に低かった。PCBP1の構造-機能関係は,保存されたKHドメインが欠損しているPCBP1変異体蛋白質の使用により確立された。ヒト細胞は,メッセンジャーRNAが中程度に酸化され,RNAがより重度に損傷された時に機能する前の機能を持つ,AUF1により制御される2つの異なる機構とPCBP1により制御される。Copyright 2019 The Author(s). Published by PNAS. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *RNA【核酸】 ,  過酸化水素 ,  ヒト ,  遺伝子発現 ,  ロバスト性 ,  生存率 ,  野生型 ,  アポトーシス ,  mRNA ,  *酸化 ,  窒素複素環化合物 ,  ヒドロキシ化合物
準シソーラス用語： ドメイン構造 ,  Cas9 ,  オリゴリボヌクレオチド ,  AUF1 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (3件)： 酸化ストレス ,  RNA結合蛋白質 ,  アポトーシス

分類 (1件)： 生物学的機能  (EB03040U)

物質索引 (1件)： グアニン

タイトルに関連する用語 (4件)： 細胞死 ,  誘導 ,  酸化 ,  RNA