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J-GLOBAL ID:201902290883456818   整理番号:19A2859146

カルノシンは血管新生の抑制を介してin vitroおよびin vivoで膀胱癌に対して抗腫瘍活性を発揮する【JST・京大機械翻訳】

Carnosine exerts antitumor activity against bladder cancers in vitro and in vivo via suppression of angiogenesis
著者 (6件):
資料名:
巻: 74  ページ: Null  発行年: 2019年 
JST資料番号: E0597B  ISSN: 0955-2863  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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天然に存在するジペプチドであるカルノシンは,最近,抗癌活性を示すことが報告されている。しかしながら,腫瘍関連血管新生に対するその活性の基礎となる分子機構および調節因子は,未同定のままである。本研究では,EJ膀胱癌細胞およびEJ異種移植BALB/cヌードマウスにおけるカルノシンのin vitroおよびin vivo抗腫瘍効果をそれぞれ評価した。加えて,HUVECsのin vitro毛細管形成,ex vivo大動脈環およびin vivoマトリゲルプラグ分析を用い,カルノシンの抗血管新生能を検討した。カルノシンはEJ細胞増殖を有意に阻害した。フローサイトメトリーおよびイムノブロット分析は,サイクリンD1,CDK4およびp21WAF1を含むG1細胞周期相のカルノシン調節因子を示した。JNKまたはAKTではなく,マイトジェン活性化蛋白質キナーゼ,ERKおよびp38はカルノシンに応答した。カルノシンは,MMP-9活性を阻害することにより,EJ細胞の遊走および浸潤能を阻害し,それはNF-κB,SP-1およびAP-1の結合活性の抑制と関連していた。異種移植腫瘍において,カルノシンはシスプラチンと同等の抗腫瘍活性を示したが,カルノシン処理マウスでは体重減少は起こらなかった。HUVECsにおいて,カルノシンはVEGF仲介増殖,コロニー管形成,遊走および浸潤を阻害した。カルノシンの抗血管新生活性は部分的にVEGFR-2仲介ERK/AK/eNOSシグナル伝達とMMP-2の抑制によるものであった。さらに,大動脈リングとMatrigelプラグ分析を用いて,カルノシンの抗血管新生活性を確認した。腫瘍関連血管新生を標的とすることが証明された有効な治療戦略であることを考えると,著者らの結果は膀胱癌患者の予防または治療薬の開発のための価値ある情報を提供する可能性がある。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
腫ようの化学・生化学・病理学  ,  食品の化学・栄養価 
タイトルに関連する用語 (4件):
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