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J-GLOBAL ID:201902291091129947   整理番号:19A1817135

リピカウイルス感染患者におけるプラスマローゲンの血清変化を明らかにするリピドミクス分析【JST・京大機械翻訳】

Lipidomic Analysis Reveals Serum Alteration of Plasmalogens in Patients Infected With ZIKA Virus
著者 (20件):
資料名:
巻: 10  ページ: 753  発行年: 2019年 
JST資料番号: U7080A  ISSN: 1664-302X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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Zikaウイルス(ZIKV)は,Flaviviridae科のFlavivirus属における節足動物由来ウイルス(アルボウイルス)である。2013~2014年のフランスのポリneと2015年のブラジルにおける大規模な発生以来,ZIKVは新しい公衆衛生脅威と考えられている。他の関連するフラビウイルスと同様に,ZIKVは,発疹,かゆみ,前立腺痛,頭痛,関節痛,筋痛,結膜炎,腰痛,および現在,短期低グレード熱のような軽度および自己制限症状と関連している。加えて,ZIKVは,成人における新生児小頭症およびGuillain-Barre症候群のような神経学的合併症に関わっている。ここでは,血清脂質分析を用いて,ZIKV感染により誘発された脂質代謝の可能な変化を同定した。発熱,関節痛,頭痛,発疹,筋痛およびかゆみなどのウイルス様症状を呈した患者を対照群として選択した。著者らの研究は,ZIKV患者の血清におけるいくつかのホスファチジルエタノールアミン(PE)脂質種のレベルの増加を明らかにし,それらの大部分は多価不飽和脂肪酸に結合したプラスミニルホスファチジルエタノールアミン(pPE)(またはプラスマローゲン)である。ヒトにおける全りん脂質の20%を構成すると,多価不飽和脂肪酸に結合したプラスマローゲンは,脳の神経膜において特に濃縮されている。プラスマローゲンの生合成は,ZIKVを含むウイルス複製の重要な部位である機能的ペルオキシソームを必要とする。このように,ZIKV感染被験者の血清中のプラスマローゲンの増加レベルは,ZIKVライフサイクルとペルオキシソームの間のリンクを示唆する。著者らのデータは,ZIKV複製と関連する可能性がある特異的宿主細胞脂質に対する重要な洞察を提供し,ZIKVに対する抗ウイルス戦略のプラットフォームとして役立つ可能性がある。Copyright 2019 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (5件):
分類
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ウイルス感染の生理と病原性  ,  サイトカイン  ,  細胞生理一般  ,  ウイルスの生化学  ,  遺伝子発現 
引用文献 (46件):

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