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J-GLOBAL ID:201902291674336691   整理番号:19A1924101

菌根圏細菌群と外生菌根菌の抗菌活性に対する感受性

Mycorrhizosphere Bacterial Communities and their Sensitivity to Antibacterial Activity of Ectomycorrhizal Fungi
著者 (3件):
資料名:
巻: 34  号:ページ: 191-198(J-STAGE)  発行年: 2019年 
JST資料番号: L0704A  ISSN: 1342-6311  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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外生菌根(ECM)菌種が菌根圏の培養可能細菌群に抗菌活性を示すかどうかを調べた。Pinus densifloraのECM根冠およびバルク土壌から430の細菌株を分離し,21株を6種のECM菌種と共培養した。ECM根(n=185)およびバルク土壌(n=144)で329の細菌株16S rDNA配列を同定した。菌根圏分離株はBurkholderia,Collimonas,ParaburkholderiaおよびRhizobiumを含む16属のグラム陰性Proteobacteriaが優勢であった。Paraburkholderiaは約60%を占めた。対照的に,バルク土壌分離株はグラム陽性Firmicutesを多数含み,特にBacillus由来を多数含んだ。Paraburkholderiaはバルク土壌由来細菌分離株の20%以下を占め,ECM根冠における割合よりも有意に低かった。21の細菌株と6株のECM菌種との共培養はグラム陽性3属-Arthrobacter,BacillusおよびLysinibacillusの8株が真菌抗菌活性に感受性があることを明らかにした。対照的に,Paraburkholderiaを含む5株,Burkholderia 2株および1Rhizobium 1株を含むグラム陰性株は感受性がなかった。真菌の抗菌活性強度は種依存的に変化し,グラム陽性菌には一貫して影響した。これら結果はグラム陽性菌がECM菌の抗菌活性により菌根圏から排除され,そのことが菌根圏で特異的な土壌細菌群を発達させることを示唆する。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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土壌生物  ,  森林植物学 
引用文献 (45件):
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