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J-GLOBAL ID：201902291810484996   整理番号：19A2485726

原発事故被災地の復興に向けたボランタリー・ネットワークの取組と課題-双葉郡未来会議を事例に-

著者 (3件)： 加井佑佳 (福島工高専) ,  松本行真 (近畿大) ,  BINH Nghiem Phu (兵庫県大)
資料名： 日本都市学会年報
巻： 52  ページ： 251-260  発行年： 2019年05月31日 
JST資料番号： S0241B  ISSN： 0911-4424  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・双葉郡未来会議の活動を事例に原発事故被災地の復興に向けたボランタリー・ネットワークの性質についての考察。
・未来会議(2015年設立)の活動のコンセプトは,「見る」「知る」「つながる」の3つ。
・5つの性質(自発性,開放性,入退出の容易さ,水平的な関係性,具体的な目的)を設定し,他の5つの支援団体(みんぷく,ふくしま連携復興センター,陸前高田市まちづくりプラットフォーム,陸前高田市未来図会議,釜石あそび場マップ作成委員会)と比較。
・その結果,自発性,開放性,入退出の容易さ,水平性が高く,具体的な目的設定がないことが判明。
・未来会議の最大の特徴は,具体的な目的の設定がないこと。
・他支援団体よりも参加する個人同士のつながりはゆるく,外に開かれた団体であること。
・東日本大震災以降に発足した他の支援団体と異なる性質を持っていること。

シソーラス用語： *原子力災害 ,  原子炉事故 ,  *ネットワーク ,  NPO【組織】 ,  *性質 ,  助成 ,  震災 ,  *ボランティア ,  *情報サービス ,  情報配布
準シソーラス用語： Facebook ,  開放性 ,  自発性 ,  情報発信 ,  東日本大震災 ,  復興支援 ,  福島原発事故

分類 (1件)： 都市問題,都市防災  (RD01030O)

引用文献 (25件)：

• 本荘雄一・立木茂雄「東日本大震災における創発的・多組織ネットワーク(EMONs)の協調活動を規定する要因に関する考察」『地域安全学会論文集』、27巻、地域安全学会、pp155-165、2015
• 双葉郡未来会議 HP、 https://futabafuture.com、(2018年7月5日取得)
• 双葉郡未来会議 Facebookページ、(2018年11月4日取得)
• 双葉郡未来会議『ふたばいんふぉ001』、双葉郡未来会議、2017
• 双葉郡未来会議『双葉郡未来会議会則』、双葉郡未来会議、2015

タイトルに関連する用語 (5件)： 原発事故 ,  被災地 ,  復興 ,  未来 ,  会議