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J-GLOBAL ID：201902291835720031   整理番号：19A1820824

素粉末からのTiCの合成と固化成形に及ぼす粉末混合状態の影響

Effect of Mixing Condition of Elemental Powders on Synthesis of TiC Phase and Consolidation by Pressure Sintering Method

著者 (2件)： 磯西和夫 (滋賀大学教育学部) ,  竹井進一 ((株)シンターランド)
資料名： 粉体および粉末冶金  (Journal of the Japan Society of Powder and Powder Metallurgy)
巻： 66  号： 6  ページ： 282-287(J-STAGE)  発行年： 2019年 
JST資料番号： F0691A  ISSN： 0532-8799  CODEN： FOFUA2  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 元素TiおよびC粉末からのTiCバルク材料の製造の試みを研究した。圧粉体の緻密化と微細構造特性に及ぼす混合方法と圧密温度の影響を研究した。元素TiおよびC粉末を,2つの異なる方法による混合,揺動を伴う回転ステンレス容器(本論文では通常混合を呼ぶ)とボールミル粉砕装置(MA)を用いた。通常混合粉末からのTiCの形成は,1373Kまでの温度上昇と共に徐々に起こった。一方,1800ks粉砕したMA粉末は750K付近でTiC相を形成し始めた。したがって,圧力焼結により1373K以下で規則的な混合粉末のみが,金属Ti相の存在に起因して変形し焼結できた。1773Kの高温で,微細な微細構造を有するMA粉末は,粗い微細構造を有する通常の混合粉末より高い密度を達成した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： 摩砕 ,  チタン ,  *混合 ,  放電プラズマ焼結 ,  炭素 ,  *粉体 ,  *焼結体 ,  揺れ ,  ホットプレス ,  真空 ,  相組成 ,  *緻密化 ,  微細構造 ,  相対密度 ,  粉末冶金 ,  メカニカルアロイング ,  炭化チタン ,  混合粉末 ,  *物 ,  改変
準シソーラス用語： ボールミル粉砕 ,  ホットプレス焼結 ,  揺動

著者キーワード (10件)： TiC ,  混合 ,  メカニカルアロイング ,  ホットプレス ,  SPS ,  TiC ,  混合 ,  メカニカルアロイング ,  ホットプレス ,  SPS

分類 (2件)： セラミック・陶磁器の製造  (YC03020V) ,  圧粉,焼結  (WC02030X)

引用文献 (14件)：

• 1) K. Shibue: Keikinzoku, 44 (1994) 614-621.
• 2) J. Subrahmanyam, M. Vijayakumar: J. Mater. Sci., 27 (1992) 6249-6273.
• 3) E. A. Levashov, A. S. Mukasyan, A. S. Rogachev, D. V. Shtansky: Int. Mater. Reviews, 62 (2017) 203-239.
• 4) F. Maglia, U. Anselmi-Tamburini, C. Deidda, F. Delogu, G. Cocco, Z. A. Munir: J. Mater. Sci., 39 (2001) 5227-523.
• 5) C. R. Bowen, B. Derby: British Ceram. Trans., 96 (1997) 25-31.

タイトルに関連する用語 (4件)： 粉末 ,  TiC ,  固化 ,  混合状態