文献

J-GLOBAL ID：201902292007786715   整理番号：19A1883759

水和スルホン化ポリ(エーテルエーテルケトン)膜における分子構造化とパーコレーション転移【JST・京大機械翻訳】

Molecular Structuring and Percolation Transition in Hydrated Sulfonated Poly(ether ether ketone) Membranes

著者 (3件)： Tripathy Madhusmita (Department of Physics, Indian Institute of Technology Madras, Tamil Nadu, India) ,  Kumar P. B. Sunil (Department of Physics, Indian Institute of Technology Madras, Tamil Nadu, India) ,  Deshpande Abhijit P. (Department of Chemical Engineering, Indian Institute of Technology Madras, Tamil Nadu, India)
資料名： Journal of Physical Chemistry B  (Journal of Physical Chemistry B)
巻： 121  号： 18  ページ： 4873-4884  発行年： 2017年 
JST資料番号： W0921A  ISSN： 1520-6106  CODEN： JPCBFK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： スルホン化膜における相分離と水パーコレーションの程度は燃料電池におけるそれらの性能の鍵である。これに向けて,スルホン化ポリ-(エーテルエーテルケトン),sPEEK,膜の形態と輸送特性に及ぼす水和の影響を,種々の水和レベル(λ:スルホン酸基当たりの水分子数)での原子論的分子動力学シミュレーションを用いて研究した。局所形態の発展を構造相関と最小対距離を用いて調べた。平均二乗変位と拡散係数を用いて輸送特性を調べた。sPEEKにおける水-スルホン酸相互作用は,実験で観察されたように,Nafionにおけるそれよりも強いことが分かった。解析により,λ=4での水とヒドロニウムの狭い連結経路の存在と,λ=15でのシミュレーションボックスの半分に及ぶ大きな分域が存在することを示した。膜水の挙動は,その拡散係数によって示されるように,バルクから遠く離れている。小さな孤立水クラスタの持続性は,sPEEKにおける相分離の程度がNafionにおけるそれより小さいことを示した。分子および集団レベルでの解析は,λ=8と10の間のパーコレーション遷移の発生を示唆し,それは膜中の水チャンネルの連結ネットワークをもたらし,それによりヒドロニウム移動度を増大させる。Copyright 2019 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： ネットワーク ,  *スルホン化 ,  水分子 ,  計算機シミュレーション ,  *水和 ,  拡散係数 ,  分域 ,  *パーコレーション ,  相分離 ,  *分子構造 ,  燃料電池
準シソーラス用語： 持続性 ,  Nafion ,  分子動力学シミュレーション ,  輸送特性 ,  *スルホン化ポリエーテルエーテルケトン , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 高分子固体のその他の性質  (CG02025L)

タイトルに関連する用語 (4件)： 水和 ,  スルホン化 ,  分子構造 ,  パーコレーション