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J-GLOBAL ID：201902292086237955   整理番号：19A0897694

材料表面層評価のための光散乱分光法の高度化に関する研究

著者 (1件)： 山口誠 (秋田大)
資料名： 秋田大学地方創生センター年報(Web)  (Annual Report. Akita University Center for Regional Revitalization in Research and Education (Web))
巻： 2017  ページ： 207-211 (WEB ONLY)  発行年： 2017年 
JST資料番号： U1579A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究では,ラマン散乱分光法による固体試料の極表面層の評価のため,真空蒸着法によって銀ナノ粒子を固体表面に形成することによる表面増強ラマン散乱(SERS)に着目し,評価を行った.SiにDLCを製膜した試料に銀薄膜を蒸着し,膜厚の変化によって表面層でのSERS効果について検討した.膜厚5~7nmにて高いSERS増強効果が観察された.SERS増強が大きい場合のラマンスペクトルにおいては,SERS増強が小さいときと比べて,1200cm^-1~1400cm^-1のスペクトル形状にで変化が生じることが観察された.(著者抄録)

シソーラス用語： *表面増強Raman分光法 ,  ナノ粒子 ,  真空蒸着 ,  *DLC膜 ,  Ramanスペクトル ,  表層 ,  ケイ素 ,  表面分析
準シソーラス用語： *銀ナノ粒子 ,  表面層 ,  表面増強Raman散乱分光法

分類 (2件)： 金属の赤外スペクトル及びRaman散乱,Ramanスペクトル  (BM08062L) ,  無機化合物の赤外スペクトル及びRaman散乱,Ramanスペクトル  (BM08063C)

タイトルに関連する用語 (6件)： 表面層 ,  評価 ,  光散乱 ,  分光法 ,  高度化 ,  研究