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J-GLOBAL ID：201902292476877936   整理番号：19A2071829

数学科デジタル教材の定規ツールの拡大・縮小機能を用いた変化の割合の捉えの一考察 -大学生を対象とした実験授業の解答類型に焦点を当てて-

A Consideration on Changes Grasp of the Rate of Change Using the Function of Enlargement and/or Reduction of Ruler Tools in Mathematics Digital Material Focus on Answer Types for Primary and Post Tasks

著者 (1件)： 今井壱彦 (埼玉大学大学院教育学研究科)
資料名： 日本科学教育学会研究会研究報告(Web)  (JSSE Research Report (Web))
巻： 33  号： 3  ページ： 183-188(J-STAGE)  発行年： 2018年 
JST資料番号： U1627A  ISSN： 1882-4684  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 筆者は,中学校段階での比例式と比例の接続に向け,デジタル教科書作成ツール「dbookPRO」で,比例関係を用いる変化の割合に関するデジタル教材を開発した.本稿では,実験授業での,デジタル教材の定規ツールの拡大・縮小機能利用時における変化の割合の捉えの変化を明らかとした.事後課題に関しては, 26名の解答に変化の割合の捉えに変化がみられた.被験者の解答の「yの増加量は,xの増加量に比例する」という記述から,本デジタル教材は,ある教科書に記載されている「yの増加量は,xの増加量に比例する」ということの指導に活かせるのではないか.また,比例式を用いた記述から本デジタル教材を用いることで,比例式の利用を促進しているという示唆を得た.(著者抄録)

シソーラス用語： *教材 ,  *数学 ,  *比例 ,  物差し ,  支援プログラム ,  中学校 ,  教育 ,  情報技術 ,  通信技術
準シソーラス用語： ICT ,  ソフトウェアツール ,  *ディジタル教材 ,  教員養成 ,  定規

著者キーワード (3件)： ICT ,  デジタル教材 ,  変化の割合

分類 (1件)： 科学技術教育  (AA04000C)

引用文献 (12件)：

• 今井壱彦 (2018a). 各社デジタル算数科教科書のツールの機能に関する一考察-画面の拡大・縮小機能及び定規ツールの回転機能と延長機能に焦点をあてて-. 日本科学教育学会研究会研究報告, 32(7), 31-36.
• 今井壱彦 (2018b). 中学校数学科における比例式と比例の接続に向けた変化の割合に関するデジタル教材開発. 2018年度数学教育学会夏季研究会(関東エリア)発表予稿集, 36-39.
• 今井壱彦・松嵜昭雄 (2018). 各社デジタル算数科教科書の定規ツールの機能に関する一考察-拡大・縮小機能に焦点をあてて-. 第22回数学教育学会大学院生等発表会予稿集, 37-40.
• 文部科学省 (2018a). 小学校学習指導要領(平成29年告示)解説 算数編. 日本文教出版.
• 文部科学省 (2018b). 中学校学習指導要領(平成29年告示)解説 数学編. 日本文教出版.

タイトルに関連する用語 (12件)： 数学 ,  デジタル教材 ,  定規 ,  ツール ,  拡大 ,  縮小 ,  割合 ,  大学生 ,  実験 ,  授業 ,  解答 ,  焦点