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J-GLOBAL ID：201902293133677899   整理番号：19A0604819

情報理論的考察に基づくオーケストラ曲のピアノ自動編曲の試み

An Information-Theoretic Approach to Automatic Piano Arrangement of Orchestral Music

著者 (4件)： LI You (明治大 大学院先端数理科学研究科) ,  保利武志 (明治大 大学院先端数理科学研究科) ,  WILK Christoph M. (明治大 大学院先端数理科学研究科) ,  嵯峨山茂樹 (明治大 大学院先端数理科学研究科)
資料名： 情報処理学会研究報告(Web)  (IPSJ Technical Report (Web))
巻： 2019  号： EC-51  ページ： Vol.2019-EC-51,No.3,1-6 (WEB ONLY)  発行年： 2019年02月15日 
JST資料番号： U0451A  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本稿では,ピアノ編曲作業を,原曲の情報をできるだけ多く残し,かつ演奏可能なピアノ譜を出力する情報伝送路であると捉え,情報理論の応用を試みる。従来研究で多く使用されているルールベースを用いるアプローチに対し,我々は,ルールの設定やパラメータの調整などの複雑な手作業をできるだけ避けるように,より単純な原理に基づくオーケストラ楽曲の自動ピアノ編曲方法を検討する。このために,情報理論に基づきオーケストラ曲の各音符の局所のエントロピーを計算する方法と,それを用いた自動編曲手法を議論する。提唱した自動編曲の原理に基づく編曲結果を,ベートーヴェンの交響曲を例として示す。(著者抄録)

シソーラス用語： *音楽 ,  集団 ,  楽譜 ,  楽器音響 ,  *情報理論 ,  *計算機芸術
準シソーラス用語： *編曲 ,  *ピアノ自動編曲 ,  オーケストラ ,  *オーケストラ楽曲 ,  楽曲 ,  音符

分類 (2件)： 楽器音響  (BB03070Y) ,  その他の計算機利用技術  (JE14000C)

引用文献 (12件)：

• Hori, G. and Sagayama, S.: HMM-based automatic arrangement for guitars with transposition and its implementation, ICMC (2014).
• Onuma, S. and Hamanaka, M.: Piano Arrangement System Based On Composers’ Arrangement Processes, ICMC (2010).
• Chiu, S.-C., Shan, M.-K. and Huang, J.-L.: Automatic system for the arrangement of piano reductions, Multimedia, 2009. ISM’09. 11th IEEE International Symposium on, IEEE, pp. 459-464 (2009).
• 藤田顕次,大野博之,稲積宏誠ほか:習熟度を考慮した複数楽譜からのピアノ譜生成手法の提案,情報処理学会研究報告音楽情報科学 (MUS), Vol. 2008, No. 89 (2008-MUS-077), pp. 47-52 (2008).
• 芹沢裕子,鈴木伸崇,佐藤洋一郎,早瀬道芳ほか:複数のパートに分散したメロディを抽出するための一手法,情報処理学会全国大会講演論文集,Vol. 2003, No. 65, pp. 191-192 (2003).

タイトルに関連する用語 (5件)： 情報理論 ,  オーケストラ ,  ピアノ ,  編曲 ,  試み