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J-GLOBAL ID:201902295495521174   整理番号:19A1210740

体外膜酸素化を必要とする小児難治性心原性ショックの死亡率に対する信頼できるマーカーとしての血中乳酸【JST・京大機械翻訳】

Blood Lactate as a Reliable Marker for Mortality of Pediatric Refractory Cardiogenic Shock Requiring Extracorporeal Membrane Oxygenation
著者 (4件):
資料名:
巻: 40  号:ページ: 602-609  発行年: 2019年 
JST資料番号: W4834A  ISSN: 0172-0643  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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本研究の目的は,体外膜酸素化を受けた難治性心原性ショックの小児における死亡率の信頼できるマーカーを確立することである。2011年1月から2017年10月までの難治性心原性ショックによる静脈-動脈体外膜酸素化(ECMO)サポートを必要とした43人の連続小児患者に対して遡及的観察コホート研究を実施し,30日死亡率は39.5%(17/43)であり,成功したECMO離乳率は69.8%であった。血液乳酸はECMO移植前に上昇し,乳酸塩ピーク濃度は生存者と非生存者間で有意差があり,8.4±4.3対13.9±6.6mmol/Lであった。乳酸塩ピークのROC曲線分析に対するAUCは0.745(p<0.05)であり,最良のカットオフ値は14.2mmmol/L(感度:53%,特異性:92%)であった。乳酸濃度>5mmol/Lの長さは,30日死亡率に最も有意な関係があった。AUCは0.722(p<0.05)で,最良のカットオフ値は3.3時間(感度:67%,特異性:80%)であった。非生存者は,生存者と比較して,ECMOサポートの0~6時間の間に有意に高い乳酸レベルを有し,それは7~12時間,13~24時間,および25~48時間のECMOでも持続した。しかしながら,12時間,24時間,48時間の乳酸クリアランスは,30日死亡率に基づく生存者と非生存者の間に有意差を示さなかった。ECMO前の乳酸塩ピークおよび高乳酸濃度の持続時間は,難治性心原性ショックを有する小児患者の30日死亡率に対する信頼できるマーカーであった。ECMO移植後の静的乳酸値は死亡率と関連していたが,動的乳酸値は関連していなかった。カニューレ挿入と早期診断および介入後の適切なECMOサポートを確実にすることは,乳酸レベルを正常化するために実行されなければならない。Copyright 2019 Springer Science+Business Media, LLC, part of Springer Nature Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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生体代行装置  ,  循環系疾患の治療一般 
物質索引 (1件):
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