特許
J-GLOBAL ID:201903000000324267
端子付き電線及び端子付き電線の製造方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
特許業務法人虎ノ門知的財産事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-091934
公開番号(公開出願番号):特開2019-197689
出願日: 2018年05月11日
公開日(公表日): 2019年11月14日
要約:
【課題】サイズが異なる2本の電線を圧着する場合でも、良好な圧着状態を形成することができる端子付き電線及び端子付き電線の製造方法を提供する。【解決手段】端子付き電線1は、外径が異なる電線3,4と、被覆圧着部14を有する圧着端子2とを備える。被覆圧着部14は、第二側壁部14A,14B、区分け部14Cを有する。第二側壁部14A,14Bは、圧着前状態にて、第二対向面22A,22Bの間隔が開口16から挿入方向に向けて電線3,4の合計外径より狭くなるように形成される。区分け部14Cは、第二側壁部14A,14Bの間にあって挿入方向と反対側に突出する。被覆圧着部14は、圧着後状態にて、第二側壁部14A,14Bの開口16側の各端部が挿入方向に折り曲げられ区分け部14Cと対向する位置にある。第二側壁部14Aと区分け部14Cとで電線3が挟み込まれ、第二側壁部14Bと区分け部14Cとで電線4の他方が挟み込まれる。【選択図】図3
請求項(抜粋):
外径が異なる2本の電線と、
前記2本の電線に巻き付けられて圧着される電線圧着部を有する圧着端子と、
を備え、
前記電線圧着部は、
前記2本の電線が圧着される前の圧着前状態において、
前記2本の電線の配線方向と直交する対向方向に対向面をそれぞれ有し、前記対向面の間隔が、前記2本の電線が挿入される開口から前記対向方向と直交する挿入方向に向けて前記2本の電線の合計外径より狭くなるように形成された一対の側壁部と、
前記一対の側壁部の間にあって各前記側壁部に接続され、かつ前記挿入方向と反対側に向けて突出する区分け部と、を有し、
前記2本の電線が圧着された後の圧着後状態において、
前記一対の側壁部の開口側の各端部が挿入方向に向かって折り曲げられて前記区分け部と対向する位置にあって、一方の前記側壁部と前記区分け部とにより前記2本の電線の一方が挟み込まれる圧着状態となり、他方の前記側壁部と前記区分け部とにより前記2本の電線の他方が挟み込まれる圧着状態となる、
ことを特徴とする端子付き電線。
IPC (2件):
FI (2件):
H01R4/18 A
, H01R43/048 Z
Fターム (10件):
5E063CB01
, 5E063CC05
, 5E085BB02
, 5E085BB03
, 5E085BB12
, 5E085CC03
, 5E085DD14
, 5E085FF01
, 5E085HH06
, 5E085JJ06
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