特許
J-GLOBAL ID:201903000379514149

ポリアミン付加化合物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 大谷 保 ,  片岡 誠
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-086832
公開番号(公開出願番号):特開2018-172683
特許番号:特許第6566588号
出願日: 2018年04月27日
公開日(公表日): 2018年11月08日
請求項(抜粋):
【請求項1】 アミノ基を含むポリマーPASまたは酸との反応によって得られるその塩の使用であって、 前記ポリマーが多段合成によって得られ、多段合成において、 中間体PAが、アミンAと、2〜6個のエポキシド基および/またはアクリル基を含む化合物Pとの反応で製造され、化合物Pが、ヒドロキシル基および/またはアミノ基に対して反応性である2〜6個の基を含み、アミンAが、 (i)m=1〜8の第一級および/または第二級アミノ基、 (ii)n=0〜5のヒドロキシル基、ならびに (iii)l=0〜5の第三級アミノ基 を含み、ここで、 (iv)m+n≧2であり、 (v)アミンAが、窒素原子、酸素原子、およびヒドロキシル基以外に、炭化水素基のみを含み、 中間体PAが、一般式(I) [式中、 X1=HまたはOHであり、 X2=CH2またはC=Oであり、 X3=OまたはNHである] の構造単位を有し、 中間体PAが、 (a)ヒドロキシル基および/またはアミノ基に対して反応性である、1種または複数の成分Sと反応して、アミノ基を含むポリマーを生じさせ、および/または (b)少なくとも1種のラクトンまたはラクトンの混合物と、開環重合で反応して、アミノ基を含むポリマーを生じさせ、ならびに (c)中間体PA中に元から存在する第一級および第二級アミノ基の0〜80%が、ヒドロキシル官能性アクリラート、ならびに/またはオキシランおよびオキセタン、ラクトン、および環状カルボナートの群から選択される環式化合物の群から選択される、1種または複数の成分Uの種と反応し、前記反応はヒドロキシル基の導入により起こり、 成分Sが、一般式(II) Y-O-CO-NH-R1NCO (II) [式中、R1は、同じかまたは異なり、6〜20個の炭素原子を含む、飽和または不飽和、分枝または非分枝の有機基によって表され、Yは、イソシアナートに対して反応性がなく、1個または複数の脂肪族、脂環式、芳香脂肪族および/または芳香族基を含む、モノマー基またはポリマー基であり、Yは、20000g/mol未満の数平均モル質量を有する] のイソシアナート付加物を含む、または、 成分Sが、一般式(III) [式中、R1は、同じかまたは異なり、6〜20個の炭素原子を含む、飽和または不飽和、分枝または非分枝の有機基によって表され、Yは、イソシアナートに対して反応性がなく、1個または複数の脂肪族、脂環式、芳香脂肪族および/または芳香族基を含む、モノマー基またはポリマー基であり、Yは、20000g/mol未満の数平均モル質量を有する] のウレトジオン化合物を含む、または、 成分Sが、一般式(IV) H2C=CH-COO-Y (IV) [式中、Yは、イソシアナートに対して反応性がなく、1個または複数の脂肪族、脂環式、芳香脂肪族および/または芳香族基を含む、モノマー基またはポリマー基であり、Yは、20000g/mol未満の数平均モル質量を有する] のアクリラートを含む、または、 成分Sが、カルボン酸、リン酸エステル、およびスルホン酸の群から選択される酸を含み、ポリマーPASが、中間体PA、または1つもしくは複数の前記反応(a)、(b)および(c)によるPAの反応によって修飾されたPAと、一般式(V)、(VI)、または(VII) (HOOC)p-Y(X1)r (V) (OH)3-VPO(O-Y(X1)r)v (VI) Y-SO2-OH (VII) [式中、X1=HまたはOHであり、p=1〜3であり、r=1〜5であり、v=1または2であり、Yは、イソシアナートに対して反応性がなく、1個または複数の脂肪族、脂環式、芳香脂肪族および/または芳香族基を含む、モノマー基またはポリマー基であり、Yは、20000g/mol未満の数平均モル質量を有する] の化合物との反応によって得られる、または、 ポリマーPASは、中間体PA、または1つまたは複数の前記反応(a)、(b)、および(c)によるPAの反応によって修飾されたPAと、少なくとも1種のラクトン、またはラクトンの混合物との開環重合による反応によって得られ、 (a)、(b)、および(c)の前記反応を、互いに任意の所望の組合せおよび時系列で実施してもよく、湿潤剤、分散剤、乳化剤、相メディエーター(液体/液体の相溶化剤)として、アミノ基を含むポリマーPASまたは酸との反応によって得られるその塩の使用。
IPC (6件):
C08G 18/64 ( 200 6.01) ,  C08G 18/79 ( 200 6.01) ,  C08G 18/67 ( 200 6.01) ,  C08G 18/42 ( 200 6.01) ,  C09D 201/00 ( 200 6.01) ,  C09D 7/45 ( 201 8.01)
FI (6件):
C08G 18/64 015 ,  C08G 18/79 080 ,  C08G 18/67 010 ,  C08G 18/42 069 ,  C09D 201/00 ,  C09D 7/45
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (2件)

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