特許
J-GLOBAL ID:201903001200005936

ボールキャスター搬送方向転換具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (7件): 天野 一規 ,  藤本 勝誠 ,  池田 義典 ,  小川 博生 ,  石田 耕治 ,  藤中 賢一 ,  松浦 昌子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-076366
公開番号(公開出願番号):特開2019-077559
出願日: 2018年04月11日
公開日(公表日): 2019年05月23日
要約:
【課題】作業現場で箱物の搬送にローラコンベアを利用するに当たり、ローラコンベアを任意の位置でT型に配置した流れが不連続になる箇所で、被搬送箱の搬送方向を90度転換し、同時に90度旋回させたい要望があり、任意の箇所で90度転換及び90度旋回を可能にする機構を提供することを課題とする。【解決手段】ローラコンベアのローラ間のマス空間に、ローラコンベア主フレーム間に掛け渡して置くだけで機能するボールキャスター搬送方向転換具を配置することとし、被搬送箱がローラ搬送面から複数のボールキャスターで形成するボールキャスター旋回・転換面に容易に乗り上がり、被搬送箱の底面がローラ搬送面と無接触の状態を実現した。【選択図】図3
請求項(抜粋):
等間隔に設ける複数のローラ、同ローラの回動を支持するローラ軸、同ローラ軸の両端を支える左右一対のローラコンベア主フレームを主要構成要素とするローラコンベア、同ローラコンベアの隣接するローラ間の任意の箇所に仮置きし、2組以上を用いて搬送中の箱の底面を持ち上げて、搬送箱の搬送方向を転換する搬送方向転換具にあって、 前記搬送方向転換具は、天地を反転して備える複数のボールキャスター、同ボールキャスターを固定するボールキャスター固定水平フレーム及び左右一対の搬送方向転換具両端部材を主要構成要素とし、 前記複数のボールキャスターは、前記ボールキャスター固定水平フレームに一列又は二列に備え、 前記複数のボールキャスターのボールの頂点は、前記複数のローラが形成する搬送面より高い位置で、且つ、前記複数のボールキャスターのボールを保持するケースの上端縁は、前記複数のローラが形成する搬送面より低い位置と成るように設け、 前記左右一対の搬送方向転換具両端部材はアングル形状の部材で、同部材の一面は前記左右一対のローラコンベア主フレームの上面に沿わせて配置し、且つ同部材の厚みにおいて前記複数のローラが形成する搬送面よりも低く設け、 前記アングル形状の部材の他の一辺を前記左右一対のローラコンベア主フレームの内面に沿わせて、若干の隙間を開けて垂直に垂直部材として備え、且つ同垂直部材の下端は前記ボールキャスター固定水平フレームの両端と連結した構造で、 前記左右一対の搬送方向転換具両端部材は、同部材の長さにおいて、ローラ軸の設置間隔からローラ軸の軸径及び1mm程度の隙間分を差し引いた長さとし、 前記主要構成要素は、ローラ端側面とローラ外筒面と接触しない構造で、 隣接するローラとローラコンベア主フレームが作る空間のコマ空間に、左右一対のローラコンベア主フレームに掛け渡して、連続するコマ空間に、又は一つ飛ばしのコマ空間に、固定手段を持たずに置くだけで、複数設置して利用することを特徴とするボールキャスター搬送方向転換具。
IPC (3件):
B65G 13/11 ,  B65G 47/54 ,  B60B 33/08
FI (3件):
B65G13/11 ,  B65G47/54 B ,  B60B33/08
Fターム (8件):
3F016AA01 ,  3F016CD10 ,  3F033BA02 ,  3F033BB05 ,  3F033BC02 ,  3F033EA05 ,  3F033EA06 ,  3F033GB01
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)
  • 特開昭59-022814
  • 特開平4-153121
  • 特開昭56-141220

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