特許
J-GLOBAL ID:201903001817513742

多板クラッチ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人酒井国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-039955
公開番号(公開出願番号):特開2019-152313
出願日: 2018年03月06日
公開日(公表日): 2019年09月12日
要約:
【課題】摩擦板が有する板バネ構造によって開放することが可能であるとともに設計自由度が高い多板クラッチを提供すること。【解決手段】クラッチドラムに外径側スプライン部が嵌合している複数の第1摩擦板と、クラッチハブに内径側スプライン部が嵌合している複数の第2摩擦板と、を備え、第1摩擦板と第2摩擦板とが係合もしくは開放する多板クラッチにおいて、外径側スプライン部または内径側スプライン部は、隣接する第1摩擦板側または第2摩擦板側へ向けて突出するように傾いているとともに、円周方向に延びている板バネ構造部を含み、隣接する第1摩擦板同士または隣接する第2摩擦板同士では、板バネ構造部同士が接触することによって、係合している第1摩擦板と第2摩擦板とを開放させる方向に荷重を生じ、接触する板バネ構造部同士は、径方向から見た場合、互いに交差する方向に延びている。【選択図】図1
請求項(抜粋):
クラッチドラムに外径側スプライン部が嵌合している複数の第1摩擦板と、 クラッチハブに内径側スプライン部が嵌合している複数の第2摩擦板と、 を備え、前記第1摩擦板と前記第2摩擦板とが係合もしくは開放する多板クラッチにおいて、 前記外径側スプライン部または前記内径側スプライン部は、隣接する前記第1摩擦板側または前記第2摩擦板側へ向けて突出するように傾いているとともに、円周方向に延びている板バネ構造部を含み、 前記隣接する第1摩擦板同士または前記隣接する第2摩擦板同士では、前記板バネ構造部同士が接触することによって、係合している前記第1摩擦板と前記第2摩擦板とを開放させる方向に荷重を生じ、 前記接触する板バネ構造部同士は、径方向から見た場合、互いに交差する方向に延びている ことを特徴とする多板クラッチ。
IPC (3件):
F16D 25/063 ,  F16D 13/52 ,  F16D 13/60
FI (3件):
F16D25/0638 100 ,  F16D13/52 A ,  F16D13/60 A
Fターム (8件):
3J056AA60 ,  3J056BA03 ,  3J056BB50 ,  3J056BE30 ,  3J056CB05 ,  3J057BB04 ,  3J057DB05 ,  3J057HH01

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