特許
J-GLOBAL ID:201903001884949431

車輪支持用転がり軸受ユニット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人貴和特許事務所
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-563935
特許番号:特許第6516077号
出願日: 2018年06月20日
要約:
【要約】 発電機および無線通信器の設置に伴う軸方向寸法の増大を最小限に抑え、車輪に取り付けられたセンサに十分な電力を供給でき、かつ、センサの出力信号を車体側の電子機器に無線送信できる、車輪支持用転がり軸受ユニットを提供する。ハブ17は、軸方向内側部の内径側に、ハブ17の中心軸と同軸の円筒面状の嵌合面部30を内周面に有するインナ凹部29を備え、インナ凹部29の内側に、中空円筒状の支持部材67が、外周面に設けた円筒面状の案内面部70を嵌合面部30に嵌合させた状態で支持固定される。支持部材67の軸方向内側部に、電機子である回転子61が支持部材67と同軸に固定され、支持部材67の径方向内側に、無線通信器12が配置される。インナ凹部29の底面31に、配線57が配置される貫通孔34が開口する。 【選択図】図4
請求項(抜粋):
【請求項1】 内周面に外輪軌道を有し、懸架装置に支持されて回転しない外輪と、前記外輪の径方向内側に前記外輪と同軸に配置されており、外周面のうち前記外輪軌道と対向する部分に内輪軌道を有し、車輪とともに回転するハブと、前記外輪軌道と前記内輪軌道との間に転動自在に配置されている複数の転動体と、を有する軸受部と、 互いに同軸に配置された固定子と回転子とを有し、該固定子と該回転子との相対回転に基づき発電する発電機と、 車体側に配置された電子機器との間で無線により通信を行う無線通信器と、 を備えた車輪支持用転がり軸受ユニットであって、 該車輪支持用転がり軸受ユニットは、段付円筒状の固定筒部と、該固定筒部の軸方向外端開口を塞ぐ底部とを備える、中空円筒状の支持部材をさらに備え、 前記ハブは、軸方向内側部の内径側にインナ凹部を、および、中心部に軸方向に貫通する貫通孔を備え、 該インナ凹部は、内周面に該ハブの中心軸と同軸の円筒面状の嵌合面部を、および、底面に前記貫通孔の開口を備え、 前記支持部材は、前記固定筒部の軸方向外端部の外周面に該支持部材の中心軸と同軸である円筒面状の案内面部を備え、 前記インナ凹部の内側には、前記支持部材が、前記案内面部を前記嵌合面部に嵌合させ、かつ、該支持部材の軸方向外端面が前記インナ凹部の前記底面に当接した状態で支持固定されており、 前記支持部材は、該支持部材を前記インナ凹部の内側に支持固定した状態で、前記底部のうち前記貫通孔と整合する部分に挿通孔を、前記底部のうち前記貫通孔から外れた前記インナ凹部の前記底面と整合する位置に段付孔をそれぞれ備え、 前記底部の段付孔を挿通した取付ボルトは、前記インナ凹部の前記底面に対して螺合され締め付けられており、 前記回転子は、コイルを備えた電機子であり、前記支持部材の軸方向内側部に前記支持部材と同軸に固定されており、および、 前記無線通信器は、前記ハブに支持され、かつ、前記支持部材の径方向内側に配置されている、 ことを特徴とする、車輪支持用転がり軸受ユニット。
IPC (3件):
F16C 41/00 ( 200 6.01) ,  F16C 19/18 ( 200 6.01) ,  B60B 35/02 ( 200 6.01)
FI (3件):
F16C 41/00 ,  F16C 19/18 ,  B60B 35/02 Z

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