特許
J-GLOBAL ID:201903002124850270
脱亜鉛処理方法、ニッケル酸化鉱石の湿式製錬方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
正林 真之
, 林 一好
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-024228
公開番号(公開出願番号):特開2019-137903
出願日: 2018年02月14日
公開日(公表日): 2019年08月22日
要約:
【課題】例えばニッケル酸化鉱石の湿式製錬プロセスの脱亜鉛工程に適用できる脱亜鉛処理において、濾過装置への通液前後での亜鉛除去率を向上させ、またその高い除去率を維持することができる方法を提供する。【解決手段】本発明は、ニッケル、コバルト、及び亜鉛を含む溶液を始液とし、その始液に対して硫化剤を添加して硫化処理を施すことによって、亜鉛を含む残渣と、ニッケル及びコバルトを含む溶液とを得る脱亜鉛処理方法において、硫化処理後の溶液を濾過装置に通液させて亜鉛を含む残渣を回収するとともに、回収した残渣の一部を、始液を収容した反応容器に繰り返し添加し、その際、反応容器に繰り返す残渣を含むスラリー流量中の固体量が、反応容器に供給される始液1m3に対して1g以上10g以下の範囲となるようにする。【選択図】図2
請求項(抜粋):
ニッケル、コバルト、及び亜鉛を含む溶液を始液とし、該始液に対して硫化剤を添加して硫化処理を施すことによって、亜鉛硫化物を含む残渣と、ニッケル及びコバルトを含む溶液とを得る脱亜鉛処理方法において、
前記硫化処理後の溶液を濾過装置に通液させて前記亜鉛硫化物を含む残渣を回収するとともに、回収した残渣の一部を、前記始液を収容した反応容器に繰り返し添加し、
その際、前記反応容器に繰り返す前記残渣を含むスラリー流量中の固体量が、前記反応容器に供給される前記始液1m3に対して1g以上10g以下の範囲となるようにする
脱亜鉛処理方法。
IPC (3件):
C22B 23/00
, C22B 3/08
, C22B 3/44
FI (5件):
C22B23/00 101
, C22B23/00 102
, C22B3/08
, C22B3/44 101A
, C22B3/44 101B
Fターム (10件):
4K001AA07
, 4K001AA19
, 4K001BA02
, 4K001BA05
, 4K001CA01
, 4K001CA49
, 4K001DB03
, 4K001DB14
, 4K001DB23
, 4K001DB24
引用特許:
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