特許
J-GLOBAL ID:201903002671147818

建物被災度判定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加藤 朝道
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2017-134976
公開番号(公開出願番号):特開2019-015684
出願日: 2017年07月10日
公開日(公表日): 2019年01月31日
要約:
【課題】建物の各階の震度または被災度が簡単かつ正確に計算できる建物被災度判定技術が求められている。【解決手段】建物被災度判定方法は、A)建物の少なくとも二つの階にそれぞれ設置された複数の加速度センサにより前記加速度センサの設置階の加速度を検出すること、(B)前記設置階の前記加速度に基づいて前記設置階の変位を計算すること、(C)前記設置階の変位および前記建物の構造に関する定数に少なくとも基づいて、最小二乗法により前記建物の測定された変位と計算された変位との間の残差が小さくなるように、前記建物の複数の振動モードの寄与率をそれぞれ計算すること、(D)前記建物の前記複数の振動モードのそれぞれの前記寄与率、および前記建物の前記複数の振動モードのそれぞれにおける変位(モードベクトル)に基づいて、少なくとも前記加速度センサが設置されていない階の変位を推定すること、および(E)推定された前記加速度センサが設置されていない階の前記変位に基づいて、地震後の同階の被災度を判定することを特徴とする。【選択図】図3
請求項(抜粋):
(A)建物の少なくとも二つの階にそれぞれ設置された複数の加速度センサにより前記加速度センサの設置階の加速度を検出すること、 (B)前記設置階の前記加速度に基づいて前記設置階の変位を計算すること、 (C)前記設置階の変位および前記建物の構造に関する定数に少なくとも基づいて、最小二乗法により前記建物の測定された変位と計算された変位との間の残差が小さくなるように、前記建物の複数の振動モードの寄与率をそれぞれ計算すること (D)前記建物の前記複数の振動モードのそれぞれの前記寄与率、および前記建物の前記複数の振動モードのそれぞれにおける変位に基づいて、少なくとも前記加速度センサが設置されていない階の変位を推定すること、および (E)推定された前記加速度センサが設置されていない階の前記変位に基づいて、地震後の同階の被災度を判定すること、 を特徴とする建物被災度判定方法。
IPC (1件):
G01V 1/36
FI (1件):
G01V1/36
Fターム (7件):
2G105AA03 ,  2G105BB01 ,  2G105DD01 ,  2G105EE02 ,  2G105GG05 ,  2G105GG06 ,  2G105MM01

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