特許
J-GLOBAL ID:201903002820480541

モーター制御装置およびモーター制御装置の制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 椿 豊
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-019633
公開番号(公開出願番号):特開2019-140724
出願日: 2018年02月06日
公開日(公表日): 2019年08月22日
要約:
【課題】利便性を向上することのできるモーター制御装置およびモーター制御装置の制御方法を提供することである。【解決手段】モーター制御装置1のモーター制御部21は、モーター4の起動前に複数の通電パターンを流すために必要な電圧を順番に3相のコイル41u、41v、および41wに印加する。複数の通電パターンは、コイル41uに流れる電流値の絶対値が検出誤差よりも大きくなる第1の通電パターンと、コイル41vに流れる電流値の絶対値が検出誤差よりも大きくなる第2の通電パターンと、コイル41wに流れる電流値の絶対値が検出誤差よりも大きくなる第3の通電パターンとを含んでいる。複数の通電パターンは、複数の通電パターンを流すために必要な電圧を順番に印加した場合にローター43を回転させない通電パターンの組合せよりなる。モーター制御部21は、上記電圧を印加した場合に検出した電流に基づいて異常の有無を判断する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
3相のコイルと、前記3相のコイルを流れる電流の磁界により回転するローターとを含むセンサーレス方式のモーターを制御するモーター制御装置であって、 前記3相のコイルの各々に電圧を印加するスイッチング回路と、 前記3相のコイルのうち少なくとも2相のコイルに流れる電流を検出する電流検出手段と、 前記スイッチング回路を制御する制御手段とを備え、 前記制御手段は、前記モーターの起動前に複数の通電パターンを流すために必要な電圧を順番に前記3相のコイルに印加し、前記複数の通電パターンを流すために必要な電圧の各々は、前記3相のコイルの各々に印加する電圧値の組合せであり、 前記複数の通電パターンは、 前記3相のコイルのうち第1の相のコイルが正常である場合に前記第1の相のコイルに流れる電流値の絶対値が、検出誤差よりも大きくなる第1の通電パターンと、 前記3相のコイルのうち前記第1の相とは異なる第2の相のコイルが正常である場合に前記第2の相のコイルに流れる電流値の絶対値が、前記検出誤差よりも大きくなる第2の通電パターンと、 前記3相のコイルのうち前記第1および第2の相とは異なる第3の相のコイルが正常である場合に前記第3のコイルに流れる電流値の絶対値が、前記検出誤差よりも大きくなる第3の通電パターンとを含み、 前記複数の通電パターンは、前記複数の通電パターンを流すために必要な電圧を順番に前記3相のコイルに印加した場合に前記ローターを回転させない通電パターンの組合せよりなり、 前記制御手段にて前記複数の通電パターンを流すために必要な電圧を順番に前記3相のコイルに印加した場合に前記電流検出手段にて検出した電流に基づいて、前記3相のコイルの各々と前記スイッチング回路との間のオープン状態、または前記スイッチング回路の異常の有無を判断する異常判断手段をさらに備えた、モーター制御装置。
IPC (3件):
H02P 29/024 ,  H02P 6/12 ,  H02P 6/18
FI (3件):
H02P29/024 ,  H02P6/12 ,  H02P6/18
Fターム (34件):
5H501AA18 ,  5H501AA19 ,  5H501BB08 ,  5H501BB09 ,  5H501CC01 ,  5H501DD08 ,  5H501EE08 ,  5H501FF05 ,  5H501GG03 ,  5H501GG05 ,  5H501HA07 ,  5H501HB08 ,  5H501HB16 ,  5H501JJ03 ,  5H501KK05 ,  5H501LL13 ,  5H501LL22 ,  5H501LL52 ,  5H501MM01 ,  5H501MM09 ,  5H560BB04 ,  5H560DA12 ,  5H560DC12 ,  5H560EB01 ,  5H560GG04 ,  5H560JJ01 ,  5H560JJ19 ,  5H560SS01 ,  5H560TT15 ,  5H560UA02 ,  5H560XA02 ,  5H560XA04 ,  5H560XA12 ,  5H560XA13
引用特許:
審査官引用 (4件)
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