特許
J-GLOBAL ID:201903002887163079
溶融金属めっき設備用ガスワイピングノズル、溶融金属めっきのガスワイピング方法、及び溶融金属めっき鋼板の製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (3件):
杉村 憲司
, 杉村 光嗣
, 川原 敬祐
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-101854
公開番号(公開出願番号):特開2019-206731
出願日: 2018年05月28日
公開日(公表日): 2019年12月05日
要約:
【課題】表面外観に優れ、めっき付着量ムラの少ない溶融金属めっき鋼帯を安定して製造できる溶融金属めっき設備用ガスワイピングノズルを提供する。【解決手段】本開示による溶融金属めっき設備用ガスワイピングノズル20は、ノズルヘッダ30と、上ノズル部材40A及び下ノズル部材40Bからなるノズル本体40と、整流板50とを有する。ノズル本体40は、ガス流路の流路断面積が上下ノズル部材の基端部41A,41Bから先端部42A,42Bに向かって漸減する漸減部43A,43Bを有する。この漸減部では、鋼帯に垂直な断面視で、上下ノズル部材40A,40Bの内壁が非直線形状を呈する。また、ガス流路の流路断面積が一定となるガス噴射口の出口部分46のガス流れ方向長さLは、ガス噴射口のスリットギャップBに対して、0≦L/B≦5である。【選択図】図1
請求項(抜粋):
溶融金属浴から引き上げられた鋼帯にガスを吹き付けて、前記鋼帯の表面の溶融金属の付着量を調整する溶融金属めっき設備用ガスワイピングノズルであって、
ノズルヘッダと、上ノズル部材及び下ノズル部材からなるノズル本体と、整流板とを有し、
前記ノズルヘッダは、上側端部と下側端部とを有し、ガス供給管が接続され、内部に前記ガス供給管と連通し、前記鋼帯の幅方向に延在するヘッダ空間を区画し、
前記上ノズル部材及び前記下ノズル部材は、それぞれ前記ノズルヘッダの前記上側端部及び前記下側端部に接続された基端部から延在し、内部に前記鋼帯の幅方向に延在するガス流路を区画しつつ、互いに対向するそれぞれの先端部によって前記鋼帯の幅方向に延在するスリット状のガス噴射口を区画し、
前記整流板は複数の貫通孔を有し、前記ノズルヘッダと前記ノズル本体との間に位置し、前記複数の貫通孔を介して前記ヘッダ空間から前記ガス流路にガスが供給され、
前記ノズル本体は、前記ガス流路の流路断面積が前記基端部から前記先端部に向かって漸減する漸減部を有し、
前記漸減部では、前記鋼帯に垂直な断面視で、前記上ノズル部材及び前記下ノズル部材の内壁が非直線形状を呈し、
前記ガス流路の流路断面積が一定となる前記ガス噴射口の出口部分のガス流れ方向長さLは、前記ガス噴射口のスリットギャップBに対して、0≦L/B≦5であることを特徴とする溶融金属めっき設備用ガスワイピングノズル。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (15件):
4F033BA01
, 4F033BA02
, 4F033CA05
, 4F033DA01
, 4F033EA02
, 4F033JA06
, 4F033LA00
, 4F033NA01
, 4K027AA02
, 4K027AA05
, 4K027AA22
, 4K027AB44
, 4K027AC52
, 4K027AD23
, 4K027AE24
引用特許:
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