特許

J-GLOBAL ID：201903003475983604

人工血管ユニットの製造方法及び人工血管ユニット

発明者： 梅津 信二郎 ,  坂口 勝久 ,  秋元 渓 ,  清水 達也
出願人/特許権者： 学校法人早稲田大学 ,  学校法人東京女子医科大学
代理人 (1件)： 榎本 英俊
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2018-095023
公開番号（公開出願番号）：特開2019-198493
出願日： 2018年05月17日
公開日（公表日）： 2019年11月21日
要約：

【課題】人体の細動脈等の小径の人工血管を任意の形状及びサイズで作製可能な方法及び人工血管を提供する。【解決手段】繊維芽細胞を含む第1及び第2の細胞シート11,12を用意し、血管を模擬した外形をなすチタン線17の外面に血管内皮細胞をコートした後、第1及び第2の細胞シートの間にチタン線を挟み込んだ上で、第1及び第2の細胞シートを密着させて所定時間放置することで、血管内皮細胞をチタン線から第1及び第2の細胞シートに移動させ、チタン線を除去することで、チタン線が存在していた第1及び第2の細胞シートの間に内腔部分が形成され、内腔部分の内壁側に血管内皮細胞が付着した状態の人工血管部が作製される。【選択図】図2

請求項（抜粋）：

繊維芽細胞を含む2次元形状若しくは3次元形状をなす第1及び第2の細胞体を用意し、血管を模擬した外形をなす型部材の外面に血管内皮細胞をコートした後、前記第1及び第2の細胞体の間に前記型部材を挟み込んだ上で、前記第1及び第2の細胞体を密着させて所定時間放置することで、前記血管内皮細胞を前記型部材から前記第1及び第2の細胞体に移動させ、前記型部材を除去することで、当該型部材が存在していた前記第1及び第2の細胞体の間に内腔部分が形成され、当該内腔部分の内壁側に前記血管内皮細胞が付着した状態の人工血管部が作製されることを特徴とする人工血管ユニットの製造方法。

IPC (1件)：

A61F 2/06

FI (1件)：

A61F2/06

Fターム (9件)：

4C097AA15 ,  4C097BB01 ,  4C097CC01 ,  4C097CC02 ,  4C097DD01 ,  4C097DD10 ,  4C097DD15 ,  4C097MM02 ,  4C097MM04