特許
J-GLOBAL ID:201903003530819959

親水性および耐食性が向上した高分子燃料電池の分離板用ステンレス鋼およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人共生国際特許事務所
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-550318
公開番号(公開出願番号):特表2019-505972
出願日: 2016年12月16日
公開日(公表日): 2019年02月28日
要約:
親水性および耐食性が向上した高分子燃料電池の分離板用ステンレス鋼およびその製造方法を提供する。本発明の一実施例による親水性および耐食性が向上した高分子燃料電池の分離板用ステンレス鋼は、ステンレス鋼の不動態被膜内に含有されたCr水酸化物/Cr酸化物の比が0.5〜1.7であり、不動態被膜は、接触角(contact angle,θ)が70°以下であることを特徴とする。これにより、ステンレス鋼の表面に形成された非導電性被膜を除去し、新しい導電性被膜を形成して耐食性を改善すると同時に、別途のコーティングなど付加的な表面処理を行うことなく、親水性を確保することができるので、製造コストを削減させ、生産性を向上させることができる効果がある。【選択図】図1
請求項(抜粋):
重量%で、C:0超過〜0.02%、N:0超過〜0.02%、Si:0超過〜0.25%、Mn:0超過〜0.2%、P:0超過〜0.04%、S:0超過〜0.02%、Cr:20〜34%、V:0超過〜0.6%、Ti:0超過〜0.5%、Nb:0超過〜0.5%であり、残部Feおよびその他不可避な不純物を含む高分子燃料電池の分離板用ステンレス鋼において、 前記ステンレス鋼の不動態被膜内に含有されたCr水酸化物/Cr酸化物の比が0.5〜1.7であり、前記不動態被膜は、水との接触角(contact angle,θ)が70°以下であることを特徴とする親水性および耐食性が向上した高分子燃料電池の分離板用ステンレス鋼。
IPC (7件):
H01M 8/021 ,  C22C 38/00 ,  C22C 38/28 ,  C25F 3/06 ,  C23G 1/08 ,  H01M 8/10 ,  H01M 8/022
FI (7件):
H01M8/021 ,  C22C38/00 302Z ,  C22C38/28 ,  C25F3/06 ,  C23G1/08 ,  H01M8/10 101 ,  H01M8/0228
Fターム (22件):
4K053PA03 ,  4K053PA13 ,  4K053QA07 ,  4K053RA16 ,  4K053RA17 ,  4K053SA06 ,  4K053TA01 ,  4K053ZA10 ,  5H126AA12 ,  5H126BB06 ,  5H126DD05 ,  5H126EE45 ,  5H126EE46 ,  5H126GG08 ,  5H126HH01 ,  5H126HH02 ,  5H126HH10 ,  5H126JJ00 ,  5H126JJ03 ,  5H126JJ05 ,  5H126JJ06 ,  5H126JJ08
引用特許:
審査官引用 (1件)

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