特許
J-GLOBAL ID:201903004096305042

絶縁電線、コイル

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-133805
特許番号:特許第6516117号
出願日: 2018年07月17日
要約:
【課題】絶縁電線をコイル状に加工したときに低下する導体の導電率を低温度で回復させる技術を提供する。 【解決手段】銅材料から形成される導体と導体の外周に設けられる絶縁層と、を備え、導体がコイル状に加工されたときの導電率を加工前の導電率に回復させるための回復温度TBが130°C以下である、絶縁電線である。 【選択図】図1
請求項(抜粋):
【請求項1】 チタン濃度が4mass ppm以上55mass ppm以下、硫黄濃度が2mass ppm以上12mass ppm以下、酸素濃度が2mass ppm以上30mass ppm以下、残部が銅と不可避不純物からなり、前記酸素濃度に対する前記チタン濃度の比率が2.0以上4.0以下である化学組成を有し、熱間圧延するときの最終圧延ロールの熱間圧延温度が500°C〜550°Cで熱間圧延時間が10秒以上である熱間圧延加工が施されてなる荒引き線から形成される導体と前記導体の外周に設けられる絶縁層と、を備え、 前記導体は、前記導体がコイル状に加工されたときの導電率を加工前の導電率に回復させるための回復温度TBが130°C以下で前記導体の半軟化温度TAよりも低い、 絶縁電線。
IPC (3件):
H01B 7/02 ( 200 6.01) ,  H01F 5/06 ( 200 6.01) ,  H01F 41/04 ( 200 6.01)
FI (3件):
H01B 7/02 A ,  H01F 5/06 Q ,  H01F 41/04 A
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)

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