特許
J-GLOBAL ID:201903004288773058

建設機械の油圧駆動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人開知国際特許事務所
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-106513
公開番号(公開出願番号):特開2017-211067
特許番号:特許第6506725号
出願日: 2016年05月27日
公開日(公表日): 2017年11月30日
請求項(抜粋):
【請求項1】 可変容量型の第1及び第2油圧ポンプを含む複数の油圧ポンプと、 パイロット油圧源と、 前記複数の油圧ポンプから吐出された圧油により駆動されるフロント用の複数の油圧シリンダ、旋回用の油圧モータ及び左右走行用の2つの油圧モータを含む複数の油圧アクチュエータと、 前記複数の油圧ポンプと前記複数の油圧アクチュエータとの間に設けられ、前記複数の油圧ポンプから前記複数の油圧アクチュエータに供給される圧油の流れを制御するフロント用の複数の流量制御弁、旋回用の流量制御弁、左右走行用の2つの流量制御弁を含む複数の流量制御弁と、 前記パイロット油圧源の圧力に基づいて、前記フロント用の複数の油圧シリンダ、前記旋回用の油圧モータ及び前記左右走行用の2つの油圧モータの動作を指示する制御パイロット圧を生成し、この制御パイロット圧により前記フロント用の複数の流量制御弁、前記旋回用の流量制御弁、前記左右走行用の2つの流量制御弁を切り換えるフロント用の複数の操作装置、旋回用の操作装置及び左右走行用の2つの操作装置を含む複数の操作装置と、 前記フロント用の複数の操作装置、前記旋回用の操作装置及び前記左右走行用の2つの操作装置によって生成された制御パイロット圧に基づいて前記複数の油圧ポンプの吐出流量を制御するための複数のポンプコントロール圧を生成する第1信号圧生成回路とを備え、 前記第1信号圧生成回路は、前記フロント用の複数の操作装置、前記旋回用の操作装置及び前記左右走行用の2つの操作装置によって生成された制御パイロット圧よって作動し、前記パイロット油圧源の圧力に基づいて前記複数のポンプコントロール圧を生成する複数の第1可変減圧弁と、前記複数の第1可変減圧弁に前記パイロット油圧源の圧力を導く元圧ラインと、前記複数の第1可変減圧弁が前記複数のポンプコントロール圧を出力する複数の出力ラインの少なくとも一方に設けられ前記複数のポンプコントロール圧の立ち上がりを緩やかにする少なくとも1つの絞りとを有し、 前記フロント用の複数の流量制御弁、前記旋回用の流量制御弁、前記左右走行用の2つの流量制御弁のうち少なくとも前記フロント用の複数の流量制御弁及び前記左右走行用の2つの流量制御弁はそれぞれ前記第1及び第2油圧ポンプと前記フロント用の複数の油圧シリンダ及び前記左右走行用の2つの油圧モータとの間に設けられ、前記第1及び第2油圧ポンプから前記フロント用の複数の油圧シリンダ及び前記左右走行用の2つの油圧モータに供給される圧油の流れを制御する建設機械の油圧駆動装置において、 前記フロント用の複数の操作装置によって生成されたそれぞれの制御パイロット圧を前記フロント用の複数の流量制御弁に導くフロント用の複数対の制御パイロット圧ラインの少なくとも一部に設けられ、並列配置された絞りとチェック弁を有する複数のスローリターンバルブと、 前記旋回用の油圧モータにブレーキ力を加える旋回ブレーキ装置と、 前記フロント用の複数の操作装置及び前記旋回用の操作装置によって生成されたそれぞれの制御パイロット圧に基づいて前記旋回用の油圧モータが作動する前に前記旋回ブレーキ装置のブレーキを解除するための旋回ブレーキ解除圧を生成する第2信号圧生成回路と、 前記第1信号圧生成回路によって生成された前記複数のポンプコントロール圧のうち前記第1油圧ポンプの吐出流量を制御するための第1ポンプコントロール圧と前記第2信号圧生成回路によって生成された前記旋回ブレーキ解除圧の高圧側を選択して第1補正ポンプコントロール圧を生成するとともに、前記第1信号圧生成回路によって生成された前記複数のポンプコントロール圧のうち前記第2油圧ポンプの吐出流量を制御するための第2ポンプコントロール圧と前記第2信号圧生成回路によって生成された前記旋回ブレーキ解除圧の高圧側を選択して第2補正ポンプコントロール圧を生成し、前記第1及び第2補正ポンプコントロール圧を前記第1及び第2油圧ポンプのそれぞれのレギュレータに導く第3信号圧生成回路とを備えることを特徴とする建設機械の油圧駆動装置。
IPC (2件):
F15B 11/02 ( 200 6.01) ,  E02F 9/22 ( 200 6.01)
FI (2件):
F15B 11/02 C ,  E02F 9/22 R

前のページに戻る