特許
J-GLOBAL ID:201903005710706810

部分分繊繊維束およびその製造方法、ならびにそれを用いたチョップド繊維束および繊維強化樹脂成形材料

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 伴 俊光 ,  細田 浩一
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2018002401
公開番号(公開出願番号):WO2018-143067
出願日: 2018年01月26日
公開日(公表日): 2018年08月09日
要約:
複数の単糸からなる強化繊維束の長手方向に沿って、複数の束に分繊された分繊処理区間と、未分繊処理区間とが交互に形成されてなる部分分繊繊維束に、少なくともポリアミド系樹脂を含むサイジング剤が強化繊維表面に付着されており、強化繊維束に含まれる単位幅当りの繊維本数が600本/mm以上1600本/mm未満であり、強化繊維束のドレープ値が120mm以上240mm以下である部分分繊繊維束、ならびにそれを用いたチョップド繊維束および繊維強化樹脂成形材料。また、複数の単糸からなる繊維束を長手方向に沿って走行させながら、複数の突出部を具備する分繊手段を繊維束に突き入れ、分繊処理部を生成する分繊工程[A]、少なくとも1つの分繊処理部における突出部との接触部に単糸が交絡する絡合部を形成する絡合工程[B]、分繊手段を繊維束から抜き取り、絡合部を含む絡合蓄積部を経過した後、再度分繊手段を繊維束に突き入れ、複数の束に分割された分繊処理区間と未分繊処理区間とを交互に形成する部分分繊処理工程[C]および繊維束に水溶性ポリアミドを付与する樹脂含浸工程[D]を実施する部分分繊繊維束の製造方法。不適切な再凝集等が発生することを防止しつつ、切断処理等の工程安定性に優れ、生産性が向上された部分分繊繊維束を提供する。
請求項(抜粋):
複数の単糸からなる強化繊維束の長手方向に沿って、複数の束に分繊された分繊処理区間と、未分繊処理区間とが交互に形成されてなる部分分繊繊維束に、少なくともポリアミド系樹脂を含むサイジング剤が強化繊維表面に付着されており、強化繊維束に含まれる単位幅当りの繊維本数が600本/mm以上1600本/mm未満であり、強化繊維束のドレープ値が120mm以上240mm以下であることを特徴とする部分分繊繊維束。
IPC (3件):
C08J 5/06 ,  D06M 15/59 ,  D02J 1/18
FI (3件):
C08J5/06 ,  D06M15/59 ,  D02J1/18 A
Fターム (27件):
4F072AA02 ,  4F072AA08 ,  4F072AB10 ,  4F072AB15 ,  4F072AB29 ,  4F072AC02 ,  4F072AC05 ,  4F072AC08 ,  4F072AD44 ,  4F072AG03 ,  4F072AH04 ,  4F072AH12 ,  4F072AH13 ,  4F072AH18 ,  4F072AH24 ,  4F072AH31 ,  4F072AH49 ,  4F072AK05 ,  4F072AK14 ,  4L033AB01 ,  4L033AC11 ,  4L033AC15 ,  4L033CA55 ,  4L036MA04 ,  4L036MA33 ,  4L036PA10 ,  4L036UA21

前のページに戻る