特許
J-GLOBAL ID:201903006107771930
不稔化植物及びその製造方法、ベクター、並びに、ベクターセット
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (3件):
西澤 和純
, 飯田 雅人
, 酒井 太一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2017-195370
公開番号(公開出願番号):特開2019-062874
出願日: 2017年10月05日
公開日(公表日): 2019年04月25日
要約:
【課題】雄性不稔性である不稔化植物及びその製造方法を提供する。【解決手段】不稔化植物の製造方法は、植物の、(1)〜(3)のいずれかのCAG type1遺伝子、又は、(4)〜(6)のいずれかのCAG type2遺伝子を、ゲノム編集技術を用いて改変する改変工程を備える方法であり、得られる植物が花粉の生産能を有さない。不稔化植物は、(1)〜(3)のいずれかのCAG type1遺伝子、又は、(4)〜(6)のいずれかのCAG type2遺伝子の機能が欠損又は抑制されており、花粉の生産能を有さない。【選択図】なし
請求項(抜粋):
植物の、以下の(1)〜(3)のいずれかのCAG type1遺伝子、又は、以下の(4)〜(6)のいずれかのCAG type2遺伝子を、ゲノム編集技術を用いて改変する改変工程を備え、
得られる植物が花粉の生産能を有さないことを特徴とする不稔化植物の製造方法。
(1)配列番号1、2、3、8、11、12、又は13で表されるアミノ酸配列からなるタンパク質をコードする遺伝子
(2)配列番号1、2、3、8、11、12、又は13で表されるアミノ酸配列において1〜数個のアミノ酸が欠失、置換又は付加されたアミノ酸配列からなり、且つ転写制御機能を有するタンパク質をコードする遺伝子
(3)配列番号1、2、3、8、11、12、又は13で表されるアミノ酸配列と同一性が90%以上のアミノ酸配列からなり、且つ転写制御機能を有するタンパク質をコードする遺伝子
(4)配列番号4、5、6、7、9、10、又は14で表されるアミノ酸配列からなるタンパク質をコードする遺伝子
(5)配列番号4、5、6、7、9、10、又は14で表されるアミノ酸配列において1〜数個のアミノ酸が欠失、置換又は付加されたアミノ酸配列からなり、且つ転写制御機能を有するタンパク質をコードする遺伝子
(6)配列番号4、5、6、7、9、10、又は14で表されるアミノ酸配列と同一性が90%以上のアミノ酸配列からなり、且つ転写制御機能を有するタンパク質をコードする遺伝子
IPC (3件):
A01H 5/00
, C12N 15/09
, C12N 15/00
FI (3件):
A01H5/00 A
, C12N15/00 A
, C12N15/00
Fターム (5件):
2B030AA02
, 2B030AB03
, 2B030AD20
, 2B030CA17
, 2B030CB02
引用特許:
引用文献:
審査官引用 (9件)
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Database GenBank [online], Accession No.KJ463371.1, 11 Jun 2014, [検索日 2020.1.14]
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Database GenBank [online], Accession No.AY173068, 12 Jan 2003, [検索日 2020.1.14]
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Database GenBank [online], Accession No.AY173059, 15 Apr 2004, [検索日 2020.1.14]
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Database GenBank [online], Accession No.AB354249, 17 Apr 2008, [検索日 2020.1.14]
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Database GenBank [online], Accession No.AB354250, 17 Apr 2008, [検索日 2020.1.14]
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Database GenBank [online], Accession No.KJ463370, 11 Jun 2014, [検索日 2020.1.14]
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Database GenBank [online], Accession No.AB770474, 04 Apr 2013, [検索日 2020.1.14]
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The Plant Journal, 2003, Vol.34, p.733-739
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Plant Biotechnology, 2008, Vol.25, p.55-59
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