特許
J-GLOBAL ID:201903006203957859

片手操作可能な車椅子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉山 誠二
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-217989
特許番号:特許第6548244号
出願日: 2018年11月21日
要約:
【課題】左右いずれかの手で容易に操作できる車椅子を提供する。 【解決手段】左右のハンドリムと、一方の側のハンドリムを回転させることによって生ずる回転力を駆動機構を介して反対側の車輪に伝達する回転軸を備え、 駆動機構が、車軸の中心と同心となるように取り付けられた水平方向に摺動可能な可動ディスクと、ハンドリムの外方への移動を可動ディスクに伝達する加力装置とを有し、加力装置が、ハンドリムスポークの上端に設けられたロッドと、車輪の基部に設けられ、ロッドを収容するためのロッド収容部とを有する車椅子が提供される。 【選択図】 図1
請求項(抜粋):
【請求項1】 フレームと、右車輪及び左車輪と、右キャスタ及び左キャスタと、シートとを有する車椅子であって、 前記各車輪の車軸と同心に配置され、ハンドリムスポークにそれぞれ連結された左右一対のハンドリムと、 一方の側の前記ハンドリムを回転させることによって生ずる回転力を駆動機構を介して反対側の車輪に伝達するための回転軸とを備え、 前記駆動機構が、前記車軸の中心と同心となるように取り付けられた水平方向に摺動可能な可動ディスクと、前記ハンドリムの外方への移動を前記可動ディスクに伝達するための加力装置とを有し、前記加力装置が、前記ハンドリムスポークの上端に設けられたロッドと、前記車輪の基部に設けられ、前記ロッドを収容するためのロッド収容部とを有し、 前記ハンドリムの非移動時には、前記可動ディスクに装着されたばねにより、前記可動ディスクに設けられた面接触する係合部と前記回転軸に設けられた面接触する係合部とが係合して、前記回転力が両方の側の車輪に伝達され、前記ハンドリムを外方に移動させると、前記可動ディスクが前記ばねのばね力に抗して外方に摺動して、前記可動ディスクに設けられた面接触する係合部と前記回転軸に設けられた面接触する係合部との係合が解除され、前記回転力が、同じ側の車輪に伝達されるように構成されていることを特徴とする車椅子。
IPC (1件):
A61G 5/02 ( 200 6.01)
FI (2件):
A61G 5/02 703 ,  A61G 5/02 702
引用特許:
審査官引用 (4件)
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