特許
J-GLOBAL ID:201903006308109152

圧力センサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 浩貴
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-051848
公開番号(公開出願番号):特開2019-028054
出願日: 2018年03月20日
公開日(公表日): 2019年02月21日
要約:
【課題】圧力センサにおいて、センサ素子による圧力の検出精度が低下することを抑制できる技術を提供する。【解決手段】圧力センサは、主体金具と可動部材と保持部材とセンサ素子とを備える。保持部材は、第1ストレート部と第2ストレート部と中間部とを有する。キャップ部は、テーパー部とキャップストレート部を有する。そして、圧力センサは、中間部の中間先端部とキャップ部のキャップ後端部との軸線方向の距離L1(mm)と、中間先端部の位置における圧力センサの軸線方向と直交する断面のうち、間隙が占める断面積A1(mm2)と、キャップ後端部よりも先端側の領域における圧力センサの前記軸線方向と直交する断面のうち、間隙が最も小さくなる最小位置の間隙が占める断面積B1(mm2)と、の関係が、L1×(B1/A1)>1.0を満たし、最小位置におけるキャップ部と可動部材との間のクリアランスが0.1mm以上である。【選択図】図6
請求項(抜粋):
内燃機関の燃焼室内の圧力を検出するための圧力センサであって、 先端開口を有するキャップ部により先端側が形成されてなり、軸線方向に延びる筒状の主体金具と、 前記先端開口から先端側が突出すると共に、前記主体金具に対して前記軸線方向に変位可能な状態で、少なくとも前記キャップ部との間に間隙を有するように前記主体金具内に配置された可動部材と、 前記間隙内に配置され、前記可動部材と前記主体金具とに接続されて、前記可動部材を保持する保持部材と、 前記軸線方向における前記可動部材の変位に基づいて前記燃焼室内の圧力を検出するためのセンサ素子と、を備え、 前記保持部材は、 前記可動部材に接続されると共に、前記軸線方向に沿って延び、先端側に位置する第1ストレート部と、 前記主体金具に接続されると共に、前記軸線方向に沿って延び、後端側に位置する第2ストレート部と、 前記第1ストレート部の後端と前記第2ストレート部の先端とを繋ぎ、前記軸線方向に交差する径方向に沿って延びる中間部と、を有し、 前記キャップ部は、 前記先端開口を有すると共に、後端側に向かうにつれて前記径方向の外側に延び、前記圧力センサが取り付けられる取付対象体に当接可能なテーパー部と、 前記テーパー部の後端から前記軸線方向に沿って後端側に延びるキャップストレート部と、を有し、 前記中間部を前記軸線方向に沿って先端側に向かって移動させた際に、最初に前記キャップ部と接触する前記中間部の位置を中間先端部とし、また、前記中間先端部に接触する前記キャップ部の位置をキャップ後端部としたときに、 前記中間先端部と前記キャップ後端部との前記軸線方向の距離L1(mm)と、 前記中間先端部の位置における前記圧力センサの前記軸線方向と直交する断面のうち、前記間隙が占める断面積A1(mm2)と、 前記キャップ後端部よりも先端側の領域における前記圧力センサの前記軸線方向と直交する断面のうち、前記間隙が最も小さくなる最小位置の前記間隙が占める断面積B1(mm2)と、 の関係が、L1×(B1/A1)>1.0を満たし、 前記最小位置における前記キャップ部と前記可動部材との間のクリアランスが0.1mm以上である、ことを特徴とする圧力センサ。
IPC (2件):
G01L 23/26 ,  F23Q 7/00
FI (2件):
G01L23/26 ,  F23Q7/00 605Z
Fターム (9件):
2F055AA23 ,  2F055BB20 ,  2F055CC02 ,  2F055DD01 ,  2F055EE14 ,  2F055FF38 ,  2F055FF43 ,  2F055GG25 ,  2F055HH05

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