特許
J-GLOBAL ID:201903006429609411

送信装置及び受信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 英 貢
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-029227
公開番号(公開出願番号):特開2019-036941
出願日: 2018年02月21日
公開日(公表日): 2019年03月07日
要約:
【課題】非線形伝送路を経てデジタルデータの伝送を行う送信装置及び受信装置を提供する。【解決手段】本発明の送信装置10は、伝送するデータに対し所定の誤り訂正符号化処理を施し、シンボルを生成する誤り訂正符号化部11と、64APSKの変調方式における信号点配置として、非線形歪及び受信側の適応等化性能を考慮した信号点配置に対し、所定の計算法に基づき最適化されたビット割り当てから集合分割法のビット割り当てとして所定の信号電力対雑音電力比を満たすようビット入れ替えを施した所定のビット割り当てに従って、IQ信号のマッピングを行うマッピング部12とを備える。本発明の受信装置20は、本発明の送信装置10から送信された変調波信号を受信して、前記64APSKの信号点配置に対応する直交復調処理を施し、適応等化処理を施して復号する手段を備える。【選択図】図1
請求項(抜粋):
デジタルデータの伝送を行う送信装置であって、 伝送するデータに対し所定の誤り訂正符号化処理を施し、64APSKの変調方式に適合するシンボルを生成する誤り訂正符号化手段と、 前記誤り訂正符号化手段により符号化したシンボルについて64APSKの変調方式における信号点配置として、非線形歪及び受信側の適応等化性能を考慮して定めた4つの同心円を半径の小さい方から順に第1円、第2円、第3円、及び第4円と定義し、前記第1円上の信号点数を12、前記第2円上の信号点数を16、前記第3円上の信号点数を16、及び前記第4円上の信号点数を20とし、前記信号点配置における位相角として、前記第1円についてはI軸の基準位相0度に対し左回りで22度の位置から30度間隔とし、前記第2円についてはI軸の基準位相0度に対し左回りで22.55度の位置から22.5度間隔とし、前記第3円についてはI軸の基準位相0度に対し左回りで11.45度の位置から22.5度間隔とし、前記第4円についてはI軸の基準位相0度に対し左回りで11.3度の位置から18度間隔とし、前記信号点配置における半径比として、前記第1円、第2円、第3円、及び第4円の各半径をそれぞれr1,r2,r3,r4と定義し、r1=0.97として半径比をγ1=r2/r1、γ2=r3/r1、γ3=r4/r1と定義したとき、γ1=2.02、γ2=2.98、γ3=4.14とした信号点配置に対し、所定の計算法に基づき最適化されたビット割り当てから集合分割法のビット割り当てとして所定の信号電力対雑音電力比を満たすようビット入れ替えを施したビット割り当てに従って、前記シンボルを構成するビットを割り当てることによりIQ信号のマッピングを行うマッピング手段と、 前記マッピング手段によりマッピングを行ったシンボルを64APSKの変調方式により変調し、非線形伝送路を経て適応等化処理を行う受信装置に向けて変調波信号を送信する直交変調手段とを備え、 前記マッピング手段は、 前記所定の計算法に基づく前記信号点配置に対する前記シンボルを構成する各ビットのビット割り当てとして、 前記第1円については、I軸の基準位相0度に対し左回りで 22度の位置に“001100(8進表記で14)”、 52度の位置に“011100(8進表記で34)”、 82度の位置に“101100(8進表記で54)”、 112度の位置に“111100(8進表記で74)”、 142度の位置に“000101(8進表記で05)”、 172度の位置に“010100(8進表記で24)”、 202度の位置に“100101(8進表記で45)”、 232度の位置に“110101(8進表記で65)”、 262度の位置に“001101(8進表記で15)”、 292度の位置に“011001(8進表記で31)”、 322度の位置に“101001(8進表記で51)”、 352度の位置に“111001(8進表記で71)”、 前記第2円については、I軸の基準位相0度に対し左回りで 22.55度の位置に“111000(8進表記で70)”、 45.05度の位置に“000001(8進表記で01)”、 67.55度の位置に“010000(8進表記で20)”、 90.05度の位置に“100001(8進表記で41)”、 112.55度の位置に“110001(8進表記で61)”、 135.05度の位置に“001001(8進表記で11)”、 157.55度の位置に“011101(8進表記で35)”、 180.05度の位置に“101101(8進表記で55)”、 202.55度の位置に“111101(8進表記で75)”、 225.05度の位置に“000000(8進表記で00)”、 247.55度の位置に“010001(8進表記で21)”、 270.05度の位置に“100000(8進表記で40)”、 292.55度の位置に“110000(8進表記で60)”、 315.05度の位置に“001000(8進表記で10)”、 337.55度の位置に“011000(8進表記で30)”、 360.05度の位置に“101000(8進表記で50)”、 前記第3円については、I軸の基準位相0度に対し左回りで 11.45度の位置に“001111(8進表記で17)”、 33.95度の位置に“011111(8進表記で37)”、 56.45度の位置に“101111(8進表記で57)”、 78.95度の位置に“111111(8進表記で77)”、 101.45度の位置に“000100(8進表記で04)”、 123.95度の位置に“010101(8進表記で25)”、 146.45度の位置に“100100(8進表記で44)”、 168.95度の位置に“110100(8進表記で64)”、 191.45度の位置に“001110(8進表記で16)”、 213.95度の位置に“011110(8進表記で36)”、 236.45度の位置に“101110(8進表記で56)”、 258.95度の位置に“111110(8進表記で76)”、 281.45度の位置に“000111(8進表記で07)”、 303.95度の位置に“010110(8進表記で26)”、 326.45度の位置に“100111(8進表記で47)”、 348.95度の位置に“110111(8進表記で67)”、 前記第4円については、I軸の基準位相0度に対し左回りで 11.3度の位置に“000010(8進表記で02)”、 29.3度の位置に“010011(8進表記で23)”、 47.3度の位置に“100010(8進表記で42)”、 65.3度の位置に“110010(8進表記で62)”、 83.3度の位置に“001010(8進表記で12)”、 101.3度の位置に“011010(8進表記で32)”、 119.3度の位置に“101010(8進表記で52)”、 137.3度の位置に“111010(8進表記で72)”、 155.3度の位置に“000011(8進表記で03)”、 173.3度の位置に“010010(8進表記で22)”、 191.3度の位置に“100011(8進表記で43)”、 209.3度の位置に“110011(8進表記で63)”、 227.3度の位置に“001011(8進表記で13)”、 245.3度の位置に“011011(8進表記で33)”、 263.3度の位置に“101011(8進表記で53)”、 281.3度の位置に“111011(8進表記で73)”、 299.3度の位置に“000110(8進表記で06)”、 317.3度の位置に“010111(8進表記で27)”、 335.3度の位置に“100110(8進表記で46)”、 353.3度の位置に“110110(8進表記で66)”、 となるよう構成されたIQ信号のマッピングを行うことを特徴とする送信装置。
IPC (5件):
H04L 27/36 ,  H03M 13/25 ,  H03M 13/27 ,  H04L 27/38 ,  H04L 27/01
FI (5件):
H04L27/36 ,  H03M13/25 ,  H03M13/27 ,  H04L27/38 ,  H04L27/01
Fターム (6件):
5J065AD01 ,  5J065AD07 ,  5J065AD11 ,  5J065AE06 ,  5J065AG06 ,  5J065AH01
引用特許:
審査官引用 (4件)
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