特許
J-GLOBAL ID:201903007168718656
航空機のステアリング制御装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
アセンド特許業務法人
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2016077350
公開番号(公開出願番号):WO2018-051474
出願日: 2016年09月15日
公開日(公表日): 2018年03月22日
要約:
航空機の走行安定性を高めることができる航空機のステアリング制御装置を提供する。ステアリング制御装置(1)内の実舵角度決定部(13)は、実操舵量に基づいて、実舵角度を決定する。操作角度設定部(12)は、操作量に基づいて、操舵装置に応じた操作角度を決定する。目標角度設定部(14)は、操舵輪の目標角度を設定する。制御状態切替部(11)は、実舵角度が目標角度になるよう操舵輪を操向するステアリング制御が実施される有効状態とステアリング制御が実施されない無効状態とを切り替える。目標角度設定部(14)内の補正部(141)は、ステアリング制御状態が有効状態に切り替わったときには、操作角度から実舵角度に近づけた角度を目標角度に設定する。補正部(141)はさらに、ステアリング制御状態が有効状態に切り替わった後、時間の経過に応じて目標角度を操作角度に近づける。
請求項(抜粋):
航空機の降着装置の操舵輪を操向可能であり、前記操舵輪の実操舵量を検知する実舵角度検知装置と、操舵部材と前記操舵部材の操作量を検知する操作量検知装置とを含む操舵装置と、前記操舵輪を操向する駆動装置とを備えるステアリング装置を制御するための航空機のステアリング制御装置であって、
前記実操舵量に基づいて、前記操舵輪の実舵角度を決定する実舵角度決定部と、
前記操作量に基づいて、前記操舵装置に応じた操作角度を決定する操作角度決定部と、
前記操舵輪の目標角度を設定する目標角度設定部と、
前記実舵角度が前記目標角度になるよう前記操舵輪を操向する操向制御が実施される有効状態と前記操向制御が実施されない無効状態とを切り替える制御状態切替部とを備え、
前記目標角度設定部は、前記制御状態切替部により前記無効状態から前記有効状態に切り替わるときに、前記目標角度が前記操作角度から前記実舵角度に近づいた角度となっているように前記目標角度を決定し、前記無効状態から前記有効状態に切り替わった後、時間の経過に応じて前記目標角度を前記操作角度に近づける、航空機のステアリング制御装置。
IPC (1件):
FI (1件):
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