特許
J-GLOBAL ID:201903007201477295
酸素飽和度推定装置、酸素飽和度測定装置、酸素飽和度推定プログラム、及び酸素飽和度推定方法
発明者:
,
,
,
,
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
真田 有
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2017-182977
公開番号(公開出願番号):特開2019-058210
出願日: 2017年09月22日
公開日(公表日): 2019年04月18日
要約:
【課題】測定対象に含まれるヘモグロビン以外の成分の影響を抑えて、酸素飽和度の推定精度を向上させる。【解決手段】酸素飽和度推定装置は、照射光の照射強度と透過光の受光強度とに基づいて、測定対象の血液中の酸素飽和度を算出する計算部141を備える。受光強度は、時間経過に伴う測定対象の血流変化に応じた強度を測定したものである。計算部141は、照射強度及び受光強度に基づいて、前記波長成分それぞれにおける全体吸光度を算出し、全体吸光度を、酸素化ヘモグロビンによる減衰項と、脱酸素化ヘモグロビンによる減衰項と、酸素化ヘモグロビン及び脱酸素化ヘモグロビン以外の要素による減衰項とのそれぞれの和からなる時間の関数として表した、N種類の波長に対応するN元の連立方程式を解いて、酸素化ヘモグロビンと脱酸素化ヘモグロビンのモル濃度とを算出して、酸素飽和度を算出する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
測定対象に照射されたN種類(Nは3以上の整数)の波長成分の光を含む照射光の照射強度と、前記測定対象を透過した透過光の受光強度とに基づいて、前記測定対象の血液中の酸素飽和度を算出する計算部を備え、
前記受光強度は、時間経過に伴う前記測定対象の血流変化に応じた強度を測定したものであり、
前記計算部は、
前記照射強度及び前記受光強度に基づいて、前記波長成分それぞれにおける全体吸光度を算出し、
前記全体吸光度を、酸素化ヘモグロビンのモル吸光係数とモル濃度との積からなる減衰項と、脱酸素化ヘモグロビンのモル吸光係数とモル濃度との積からなる減衰項と、前記酸素化ヘモグロビン及び前記脱酸素化ヘモグロビン以外の要素による減衰項とのそれぞれの和からなる時間の関数として表した、N種類の波長に対応するN元の連立方程式を解いて、前記酸素化ヘモグロビンのモル濃度と前記脱酸素化ヘモグロビンのモル濃度とを算出し、
前記酸素化ヘモグロビンによる減衰項のモル濃度と、前記脱酸素化ヘモグロビンによる減衰項のモル濃度とから前記酸素飽和度を算出する
ことを特徴とする、酸素飽和度推定装置。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (5件):
4C038KK01
, 4C038KL05
, 4C038KL07
, 4C038KM01
, 4C038KX02
引用特許:
審査官引用 (3件)
-
血中成分濃度測定装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平10-050494
出願人:富士写真フイルム株式会社
-
生体情報計測装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2008-236434
出願人:株式会社東芝
-
生体情報測定システム
公報種別:公開公報
出願番号:特願2015-069911
出願人:日本光電工業株式会社
前のページに戻る