特許
J-GLOBAL ID:201903007400238852

燃料供給装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 大岩 増雄 ,  竹中 岑生 ,  村上 啓吾 ,  吉澤 憲治
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-204928
特許番号:特許第6605108号
出願日: 2018年10月31日
要約:
【課題】燃料供給装置内の圧力変動による燃料供給装置のケース体の溶着部での疲労強度低下および高燃圧化による負荷増大を考慮しても、燃料タンクの限られた搭載範囲の中で、大きく形状を変化させることなく、溶着部分の強度を向上させ、信頼性の高い燃料供給装置を得る。 【解決手段】燃料供給装置1のケース体2は、連通流路8tの天面側のカバー部22と底面側の本体部21とに分割して構成され、カバー部22の外周部の本体部21との突合せ端と、本体部21の外周部のカバー部22との突合せ端とが面接触するように突き合わされて、この突き合わされた部分で、溶着される燃料供給装置1において、本体部21のカバー部22と面接触する面およびカバー部の本体部と面接触する面の双方に、溶着の部分の強度が上がるように面接触する面が拡大した形状(補強形状部21wm,22wm)が施されている。 【選択図】図8
請求項(抜粋):
【請求項1】 軸方向の一方の側に燃料の吸込み口が、他方の側に加圧した前記燃料の吐出口がそれぞれ設けられた燃料ポンプと、 前記燃料ポンプから吐出された燃料を吸入口から吸入して浄化する円筒状の高圧フィルタと、 前記吐出口と前記吸入口とを連通する連通流路を形成するケース体と、 を備え、 前記連通流路は前記吐出口に対応する部分と前記吸入口に対応する部分との間の中間部分が直線状であり、 前記ケース体は、前記連通流路の天面側のカバー部と前記連通流路の底面側の本体部とに分割して構成され、 前記燃料ポンプおよび前記高圧フィルタは、前記本体部に、所定間隔を隔てて並列に内蔵され、 前記カバー部は有底の長小判形であり且つ天面部に補強構造部を有する構造であり、 前記カバー部の外周部の前記本体部の外周部との突合せ端と、前記本体部の前記外周部の前記カバー部の前記外周部との突合せ端とが面接触するように突き合わされて、この突き合わされた部分で、溶着される燃料供給装置であって、 前記連通流路の前記直線状の部分は、前記カバー部の天面部と前記カバー部の前記外周部と前記本体部の底面部と前記本体部の前記外周部とで形成され、 前記本体部の前記カバー部と面接触する面および前記カバー部の前記本体部と面接触する面の双方に、前記直線状の部分より前記吸入口の側の同じ位置において前記溶着の部分の強度が上がり且つ前記連通流路を流れる燃料の流れが整流の状態になるように、前記面接触する面が拡大した形状が施されている ことを特徴とする燃料供給装置。
IPC (1件):
F02M 37/10 ( 200 6.01)
FI (2件):
F02M 37/10 Z ,  F02M 37/10 G
引用特許:
出願人引用 (2件)

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