特許
J-GLOBAL ID:201903007664612272
ガス放出用増速ノズル、洋上構造物のガス放出システム、洋上構造物、及び、洋上構造物のガス放出方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
清流国際特許業務法人
, 昼間 孝良
, 境澤 正夫
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-159591
特許番号:特許第6568988号
出願日: 2018年08月28日
要約:
【課題】FSOやFPSO等の洋上構造物において、貯油タンクからの空気より重い放出ガスであっても、その放出に際して洋上構造物の生産設備領域への放出ガスの降下を防止することができ、放出ガスによる生産活動への悪影響を回避できるガス放出用増速ノズル、洋上構造物のガス放出システム、洋上構造物、及び、洋上構造物のガス放出方法を提供する。
【解決手段】入口側から入る放出ガスGinの噴射による吸引効果により外側の周囲の空気Airを吸引して、放出ガスGinに混合して混合ガスGoutにすることで、放出ガスGinを外周の空気Airで希釈しながら、混合ガスGoutの出口側流速を放出ガスの入口側流速よりも早くして大気中に放出するようにガス放出用増速ノズル20を構成する。
【選択図】図1
請求項(抜粋):
【請求項1】 入口側から入る放出ガスの噴射による吸引効果により外側の周囲の空気を吸引して、前記放出ガスに混合して混合ガスにすることで、前記放出ガスを外周の空気で希釈しながら、前記混合ガスの出口側流速を前記放出ガスの入口側流速よりも早くして大気中に放出するガス放出用増速ノズルであって、
前記放出ガスの通路を絞る絞り配管と、混合管と、接続部材を有し、
前記絞り配管と前記混合管とを同軸状態で、かつ、前記絞り配管の出口側端部と、前記混合管の入口側端部とが、当該ガス放出用増速ノズルの軸方向に関して、前記混合管の入口側端部の入口直径の10%の範囲で前後する範囲内に配置された状態で、
前記絞り配管の軸方向に対して放射状に配置されている板状部材である前記接続部材により接続して、前記絞り配管の出口側端部と、前記混合管の入口側端部との間に空気が流入する開口部を形成していることを特徴とするガス放出用増速ノズル。
IPC (1件):
FI (1件):
引用特許:
審査官引用 (2件)
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特公昭50-019836
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特開昭50-076773
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