特許
J-GLOBAL ID:201903007764631851

差動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 吉田 豊 ,  西村 隆一
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-007554
特許番号:特許第6546669号
出願日: 2018年01月19日
要約:
【課題】簡易な構成で、旋回方向によらず内輪側から外輪側へトルクを増幅して伝達可能な差動装置を提供する。 【解決手段】差動装置は、左サイドギヤ13Lに噛合するピニオン15L,21Lと、右サイドギヤ13Rに噛合するピニオン17Rと、ピニオン17Rに噛合するピニオン15R,21Rと、ハウジング同一回転方向のピニオン15Lの回転をピニオン15Rに伝達する一方、ハウジング反対回転方向のピニオン15Lの回転をピニオン15Rに非伝達するワンウェイクラッチ23と、ハウジング反対回転方向のピニオン21Rの回転をピニオン21Lに伝達する一方、ハウジング同一回転方向のピニオン21Rの回転をピニオン21Lに非伝達するワンウェイクラッチ24と、を備える。 【選択図】図6
請求項(抜粋):
【請求項1】 一対の第1駆動輪および第2駆動輪にそれぞれ連結され、第1軸線を中心にそれぞれ回転する第1回転軸および第2回転軸と、 駆動源により駆動され、前記第1軸線を中心に回転するキャリアと、 前記駆動源からのトルクを、前記キャリアを介して前記第1回転軸に伝達する第1ギヤ機構と、 前記駆動源からのトルクを、前記キャリアを介して前記第2回転軸に伝達する第2ギヤ機構と、を備えた差動装置であって、 前記第1ギヤ機構は、 前記キャリアによりそれぞれ自転可能に支持されるとともに、前記キャリアとともに前記第1軸線を中心に公転する第1ピニオンおよび第2ピニオンと、 前記第1回転軸に連結されるとともに、前記第1ピニオンおよび前記第2ピニオンにそれぞれ噛合し、前記第1軸線を中心に回転する第1ギヤと、を有し、 前記第2ギヤ機構は、 前記キャリアによりそれぞれ自転可能に支持されるとともに、前記キャリアとともに前記第1軸線を中心に公転する第3ピニオン、第4ピニオンおよび第5ピニオンと、 前記第2回転軸に連結されるとともに、前記第3ピニオンに噛合し、前記第1軸線を中心に回転する第2ギヤと、を有し、 前記第1ピニオンと前記第4ピニオンとは前記第1軸線と平行な第2軸線上に配置され、 前記第2ピニオンと前記第5ピニオンとは前記第1軸線と平行な第3軸線上に配置され、 前記第3ピニオンは、前記第4ピニオンおよび前記第5ピニオンにそれぞれ噛合し、 前記第2軸線を中心とした第1回転方向の前記第1ピニオンの回転を前記第4ピニオンに伝達する一方、前記第2軸線を中心とした前記第1回転方向とは反対方向の第2回転方向の前記第1ピニオンの回転を前記第4ピニオンに非伝達する第1トルク伝達機構と、 前記第3軸線を中心とした前記第2回転方向の前記第5ピニオンの回転を前記第2ピニオンに伝達する一方、前記第3軸線を中心とした前記第1回転方向の前記第5ピニオンの回転を前記第2ピニオンに非伝達する第2トルク伝達機構と、を備えることを特徴とする差動装置。
IPC (3件):
F16H 48/295 ( 201 2.01) ,  F16H 48/10 ( 201 2.01) ,  F16H 48/285 ( 201 2.01)
FI (3件):
F16H 48/295 ,  F16H 48/10 ,  F16H 48/285

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