特許
J-GLOBAL ID:201903007776209560

ヘテロ二量体のIg様分子を生産する方法、ヘテロ二量体のIg様分子、ヘテロ二量体の抗体、組み換え宿主細胞、医薬組成物、宿主細胞を作成する方法、および培養物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 永井 冬紀 ,  網屋 美湖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-157537
公開番号(公開出願番号):特開2019-022489
出願日: 2018年08月24日
公開日(公表日): 2019年02月14日
要約:
【課題】CH3変異を含むヘテロ二量体のIg様分子の生産方法の提供。【解決手段】Ig様分子が、接触面を形成することができる2つのCH3ドメインを備え、単一細胞に、a.第1のCH3ドメインを備えるポリペプチド鎖をコードする第1の核酸分子、b.第2のCH3ドメインを備えるポリペプチド鎖をコードする第2の核酸分子を与えることを含み、前記第1のCH3ドメインを備えるポリペプチド鎖は、アミノ酸の366番目の位置にあるグルタミン酸(E)残基またはアスパラギン酸(D)残基を備え、前記第2のCH3ドメインを備えるポリペプチド鎖は、アミノ酸の351番目の位置にあるアルギニン(R)残基またはリシン(K)残基を備え、前記宿主細胞を培養し、前記2つの核酸を発現させ、前記ヘテロ二量体のIg様分子を培養物から回収する工程をさらに備える、ヘテロ二量体のIg様分子を生産する方法。【選択図】図1
請求項(抜粋):
単一細胞からヘテロ二量体のIg様分子を生産する方法であって、 前記Ig様分子は、接触面を形成することができる2つのCH3ドメインを備え、 前記方法は、前記細胞に、 a.第1のCH3ドメインを備えるポリペプチド鎖をコードする第1の核酸分子、 b.第2のCH3ドメインを備えるポリペプチド鎖をコードする第2の核酸分子 を与えることを含み、 前記第1のCH3ドメインを備えるポリペプチド鎖は、中立的なアミノ酸残基から正に荷電したアミノ酸残基への少なくとも一つの置換を備え、 前記第2のCH3ドメインを備えるポリペプチド鎖は、中立的なアミノ酸残基から負に荷電したアミノ酸残基への少なくとも一つの置換を備え、 前記方法は、前記宿主細胞を培養し、前記2つの核酸分子を発現させ、前記ヘテロ二量体Ig様分子を培養物から回収する工程をさらに備える、方法。
IPC (7件):
C12P 21/08 ,  C07K 16/46 ,  C12N 1/15 ,  C12N 1/19 ,  C12N 1/21 ,  C12N 5/10 ,  A61K 39/395
FI (9件):
C12P21/08 ,  C07K16/46 ,  C12N1/15 ,  C12N1/19 ,  C12N1/21 ,  C12N5/10 ,  A61K39/395 Y ,  A61K39/395 J ,  A61K39/395 X
Fターム (31件):
4B064AG27 ,  4B064CA10 ,  4B064CA19 ,  4B064CC15 ,  4B064CC24 ,  4B064CE12 ,  4B064DA01 ,  4B065AA26X ,  4B065AA93X ,  4B065AA98X ,  4B065AB01 ,  4B065AC14 ,  4B065BA02 ,  4B065BD14 ,  4B065CA25 ,  4B065CA44 ,  4C085AA14 ,  4C085AA34 ,  4C085BB31 ,  4C085CC22 ,  4C085DD23 ,  4C085EE01 ,  4C085GG01 ,  4C085GG02 ,  4C085GG04 ,  4H045AA11 ,  4H045BA41 ,  4H045DA76 ,  4H045EA20 ,  4H045FA74 ,  4H045GA26
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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