特許
J-GLOBAL ID:201903007878283314

汚染土の除染方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大塚 忠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-065485
公開番号(公開出願番号):特開2019-174393
出願日: 2018年03月29日
公開日(公表日): 2019年10月10日
要約:
【課題】 汚染土の移動を伴わない収集現場、仮置き場又は中間貯蔵施設での簡易な設備により迅速に汚染土を浄化、脱水、減容化して、汚染土の運搬に伴う大気汚染、二酸化炭素の放出、二次汚染を防ぐ汚染土の除染方法を提供する。【解決手段】 放射性物質や重金属などの汚染土から有害な汚染物質を回収する汚染土の除染方法を採用する。透水性フレコンバッグ2に水分を含む汚染土Dを詰め込んでこれを宙づりにし、この汚染土Dに正負両極の電極棒4,5を相互に間隔を置いて差し込み、電極棒4,5間に電圧を印加する。電極棒4,5間の電界による電気分解により汚染物質をイオン化して汚染土Dの粒子表面に溶出させ、汚染土D中の汚染物を含む土中水分D1を電気泳動及び電気浸透により電極棒5(4)の周辺に集中させて、フレコンバッグ2の下方に滲み出させ脱水すると共に、汚染土Dから汚染物質を除去する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
放射性物質や重金属などの汚染土並びに津波等による塩害を受けた土壌から有害な汚染物質や塩分を分離回収する汚染土の除染方法であって、 水分を含む汚染土を収容した透水性容器を宙づりにした状態で、この汚染土に相互に間隔を置いて差し込んだ正負両極の電極棒に電圧を印加し、電気分解により汚染物質をイオン化して汚染土粒子の表面に溶出させ、土壌中の汚染物を含有する土中水分を電気泳動及び電気浸透により電極棒周辺に集中させて汚染物質を除去すると共に、前記透水性容器の下方に土中水分を染み出させ脱水することを特徴とする汚染土の除染方法。
IPC (4件):
G21F 9/28 ,  G21F 9/30 ,  B09C 1/08 ,  B09C 1/00
FI (6件):
G21F9/28 571A ,  G21F9/28 571E ,  G21F9/30 101 ,  G21F9/28 Z ,  B09C1/08 ,  B09C1/00
Fターム (5件):
4D004AA41 ,  4D004AB03 ,  4D004AB09 ,  4D004CA13 ,  4D004CA44

前のページに戻る