特許
J-GLOBAL ID:201903009005836050
眼用レンズ、その設計方法、その製造方法、および眼用レンズセット
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (4件):
阿仁屋 節雄
, 福岡 昌浩
, 奥山 知洋
, 橘高 英郎
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-192437
特許番号:特許第6559866号
出願日: 2018年10月11日
要約:
【課題】中間部の外縁の遠用部または近用部においてシリンダーパワーが小さな領域を広く確保する眼用レンズおよびその関連技術を提供する。
【解決手段】中間部において、中央から周辺に向かうX方向で見た時に、中間部の外縁に環状に配された、遠用部の遠用度数または近用部の近用度数よりも度数を強めた後に弱めた部分Aを有し、且つ、X方向とは正反対の方向であって中央から周辺に向かうX’方向で見た時にも、中間部の外縁に環状に配された、遠用部の遠用度数または近用部の近用度数よりも度数を強めた後に弱めた部分A’を有する。
【選択図】図4
請求項(抜粋):
【請求項1】 近方距離に対応する近用度数を備えた近用部と、近方距離よりも遠くの距離に対応する遠用度数を備えた遠用部と、前記近用部と前記遠用部との間を繋ぐ環状の中間部と、を有し、前記近用部が中央に配され、前記遠用部が前記中間部の外縁に環状に配された光学部を備えた眼用レンズであって、
前記眼用レンズはコンタクトレンズまたは眼内レンズであり、
前記中間部において、中央から周辺に向かうX方向で見た時に、前記中間部の外縁に環状に配された前記遠用部の遠用度数よりも度数を強めた後に遠用度数に至るまで弱めた部分Aを有し、且つ、X方向とは正反対の方向であって中央から周辺に向かうX’方向で見た時にも、前記中間部の外縁に環状に配された前記遠用部の遠用度数よりも度数を強めた後に遠用度数に至るまで弱めた部分A’を有し、
X方向およびX’方向で見た時にシリンダーパワー(単位:ディオプター)が以下の各条件を満たす、眼用レンズ。
<条件1-1>
(前記部分Aにおいて前記遠用度数よりも遠用へと度数を強めた後に度数を弱めて前記遠用度数に到達したときのシリンダーパワー)≦0.30D
<条件2-1>
(前記部分A’において前記遠用度数よりも遠用へと度数を強めた後に度数を弱めて前記遠用度数に到達したときのシリンダーパワー)≦0.30D
但し、前記部分Aにおける最小値であって極小値がX-X’方向の所定の範囲にて一定となる場合および前記部分A’における最小値であって極小値がX-X’方向の所定の範囲にて一定となる場合は除く。
IPC (2件):
G02C 7/06 ( 200 6.01)
, G02C 7/04 ( 200 6.01)
FI (2件):
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