特許
J-GLOBAL ID:201903009015463945

エジェクタ式冷凍サイクル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人かいせい特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-087045
公開番号(公開出願番号):特開2019-190795
出願日: 2018年04月27日
公開日(公表日): 2019年10月31日
要約:
【課題】蒸発器にて発揮される冷却能力を充分に向上させることのできるエジェクタ式冷凍サイクルを提供する。【解決手段】圧縮機11から吐出された冷媒をエジェクタ13のノズル13aへ流入させて、エジェクタ13のディフューザ部13dから流出した冷媒を放熱器14にて凝縮させる。放熱器14にて凝縮させた冷媒を高段側膨張弁15aにて減圧させて、気液分離器16にて気液分離する。そして、分離された気相冷媒をエジェクタ13の冷媒吸引口から吸引し、分離された液相冷媒を低段側膨張弁15bにて減圧させて蒸発器17にて蒸発させる。これにより、蒸発器17におけるエンタルピ差を拡大させるとともに、蒸発器17へ流入させる液相冷媒の流量を増加させて、蒸発器17にて発揮される冷却能力を充分に向上させる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
冷媒を圧縮して吐出する圧縮機(11)と、 前記圧縮機から吐出された吐出冷媒を減圧させるノズル部(13a)から噴射される噴射冷媒の吸引作用によって冷媒吸引口(13c)から冷媒を吸引し、前記噴射冷媒と前記冷媒吸引口から吸引された吸引冷媒とを混合させて昇圧させる昇圧部(13d)を有するエジェクタ(13)と、 前記エジェクタから流出した冷媒を放熱させる放熱器(14)と、 前記放熱器から流出した冷媒を減圧させる高段側減圧部(15a)と、 前記放熱器から流出した冷媒を減圧させる低段側減圧部(15b)と、 前記低段側減圧部にて減圧された冷媒を蒸発させる蒸発器(17)と、を備え、 前記高段側減圧部にて減圧された冷媒のうち少なくとも一部の気相冷媒が前記冷媒吸引口から吸引されるエジェクタ式冷凍サイクル。
IPC (4件):
F25B 1/00 ,  F25B 43/00 ,  F25B 5/02 ,  F25B 41/04
FI (6件):
F25B1/00 389A ,  F25B43/00 R ,  F25B1/00 331B ,  F25B1/00 321A ,  F25B5/02 530Z ,  F25B41/04 A
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開昭57-104056
  • 冷凍サイクル方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2011-089236   出願人:高砂熱学工業株式会社
  • ヒートポンプサイクル
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-156031   出願人:株式会社デンソー
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