特許

J-GLOBAL ID：201903009316756735

若返り細胞の製造方法

発明者： 塩見 尚史
出願人/特許権者： 学校法人神戸女学院
代理人 (1件)： 特許業務法人深見特許事務所
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2018-098142
公開番号（公開出願番号）：特開2019-201576
出願日： 2018年05月22日
公開日（公表日）： 2019年11月28日
要約：

【課題】本発明は、老化した体細胞を、化合物を用いて迅速かつ高効率に若返らせる方法の開発を課題とする。【解決手段】本発明者は、様々な化合物のスクリーニングを通じて、ポリアミンが体細胞のテロメアを伸長する効果に最も優れていることを発見した。しかし、本発明者は、ポリアミンを添加して培養すると、アポトーシスが誘発され細胞死を起こすという問題点があり、ポリアミン単独では効果が得られないことも、それと同時に見いだした。そこで、この問題を解決すべくさらに鋭意努力を進めた結果、テロメラーゼ遺伝子を活性化するのに適切な濃度でポリアミンを添加する際に、アポトーシスを阻害する化合物群を添加して培養すると、老化した体細胞が迅速に若返ることを発見し、本発明に至った。本発明の方法を利用して細胞を若返らせれば、病気の研究や治療などに有効利用することが可能であり、その応用範囲は極めて広い。【選択図】なし

請求項（抜粋）：

細胞死阻害物質を含む培地で細胞を培養する第1工程と、 ポリアミンを含む培地で細胞を培養する第2工程と、 を含む、若返り細胞の製造方法。

IPC (7件)：

C12N 5/071 ,  A61L 27/38 ,  A61K 35/17 ,  A61P 37/04 ,  A61P 35/00 ,  A61K 45/00 ,  A61K 31/132

FI (7件)：

C12N5/071 ,  A61L27/38 ,  A61K35/17 Z ,  A61P37/04 ,  A61P35/00 ,  A61K45/00 ,  A61K31/132

Fターム (28件)：

4B065AA93X ,  4B065AC20 ,  4B065BA30 ,  4B065BD32 ,  4B065BD41 ,  4B065CA44 ,  4B065CA60 ,  4C081AB01 ,  4C081AB11 ,  4C081BC01 ,  4C081CD34 ,  4C081EA11 ,  4C084AA19 ,  4C084NA14 ,  4C084ZC521 ,  4C087AA03 ,  4C087BB64 ,  4C087DA32 ,  4C087NA05 ,  4C087ZB09 ,  4C087ZB26 ,  4C206AA01 ,  4C206AA02 ,  4C206FA01 ,  4C206MA02 ,  4C206MA04 ,  4C206NA14 ,  4C206ZC52